第8707回

自県大学進学香川19%全国40位台

香川県内の高校生が、県内の大学に進学する『自県大学進学率』が2025年までの10年間、10%台後半で推移し、全国順位が40位台に低迷していることが文部科学省の調査で分かった。この対策として香川県は本年度、人口減少対策の柱に若者の県内定着を掲げており、検討が進む県立大学の設置・拡充や地元進学への奨学金の返済支援などで自県大学進学率を高めたい考えだ。

県内の大学は国公立2校(香川大学(国立)香川県立保健医療大学(公立))、私立3校(四国学院大学(善通寺市)高松大学(高松市)徳島文理大学(香川キャンパス高松市))と全国的に見ても少なく、選択肢が限られることなどから都市部や近県の大学に進学する学生が多い。ここには入ってないが、高松高専が高松市と詫間町にあるが、自県大学進学率が香川県と同じ理由で地方に低い傾向があり、全国下位には鳥取県、佐賀県、和歌山などが並ぶ。

県内大学に進学した県内出身者は、地元企業に就職する傾向が強い。池田豊人香川県知事が就任されてから、県地域活力推進課は、「若者の地域定着を促すためにも自県大学進学率を高めたい」と頑張っている。遅いと感じながら、自県大学進学率の向上に向け、県は昨年度から県立大学の設置・拡充について検討。工学部系などの学部を備えた、県立大の実現を目指している。

香川県は日本一小さな県だが、風水雪害等の自然災害が少なく、水不足に難があるがこれとて今では高知の水が徳島経由で香川県まで香川用水網で運ばれ、昔程の苦労はない。比較的恵まれた土地柄で、高校生の知的水準も高く、全国へ打って出る学力を持っている。このため高校まで香川県で育てて、県外流出が続いていた。

先にも書いた通り、県内大学に進学した県内出身者は、地元企業に就職する傾向が強い。サンポート高松周辺の賑わいや、自然環境に恵まれたこの香川県、イオンモールのある綾川町の町長でさえ「ほどよい田舎」を標榜しているではないか。急ぎ県立大学を開校するように、要望したい。新設高校の新校舎は要りますか、3校統一してもまだ高校生は減るのです。教育は100年の計、長いスパンを考えることは必要ですが、長いスパンで考えていたら時代遅れになってしまいます。

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