会長日記

第5721回

原発事故後初の福島ヒラメ輸出

あっという間の2月は、今日まで。早いもので明日から3月入り、11日に、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故から7年を迎える。この日に、結婚式をするという讃岐っ子もいる。この日が悲運の日から、未来への日になれば嬉しい。

あの日以降、福島県産鮮魚として初めての海外輸出となるヒラメが28日、同県相馬市沖からタイに向けて出荷された。福島県沖のヒラメは、品質の高さから「常磐もの」として人気があった。福島県では、放射性物質の検査を徹底しており、県内の水産関係者とともに、今回の輸出を風評の払拭につなげたい考えだ。

東日本大震災後、福島県産鮮魚として初めての海外輸出となるヒラメの相馬市・相馬原釜地方卸売市場で行われた出荷式では、相馬双葉漁業協同組合の立谷寛治代表理事組合長が、「震災7年を前に鮮魚を輸出できるのは大変うれしい。地元の漁業者の励みになる」と話した。

今回の輸出ではヒラメのほか…

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第5720回

2018年香川県予算からASV(先進安全自動車)の導入

香川県は全国に先駆けて、16年度に新車でASV(先進安全自動車)を購入する際に1台あたり3万円を補助する制度を創設。浜田恵造香川県知事の挨拶の最後には、「交通事故撲滅に、真剣に取り組んでいます」と常に交通安全を県民に訴えるほど、交通事故撲滅に関心を寄せている。

その甲斐もあって、1月1日~2月21日までの県内交通事故死亡者は6人と、人口10万人あたり全国ワースト11位まで挽回している。これまでは、ワースト1位とか2位とかの結果だった。浜田恵造香川県知事は結果を出している。今県議会の冒頭で、夏の知事選に立候補すると表明をされたが、県民のひとりとして、健闘をお祈りしています。

ASV(先進安全自動車)の続きですが、16年に1千台、17年に1.5千台の予算枠を設けたが、いずれも半年ほどで予定台数に達した。18年も同じく1.5千台の補助を予定しているが、①自動ブレーキ②車線逸脱警報③ペダル踏み…

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第5719回

高松市立地適正化計画に対する緊急対応

2月26日(月)の14時から、先に高松市から発表された「高松市立地適正化計画(仮称)」に対する対応策を検討する緊急会が、香川県不動産会館で、高松市周辺の関係する香川県宅建協会常務理事を集めて行われました。「コンパクト・エコシティ構想」を掲げる大西秀人高松市長のかけ声で、都市再生特別措置法の規定に基づき、高松市独自の適正化計画が定められるところであります。

まずは平成29年4月に、立地適正化計画(素案)に対するパブリックコメントの募集があった。ここは総論だから、波風は恐らく立たなかったものと考える。そして今年1月、市議会へ資料が配布されて、前後するが、四国新聞には1月12日(金)にその件が報道されている。これで、一気に反対論が吹き荒れた。開発業者にとっては、死活問題である。

同時に水面下では、「高松市コンパクト・エコシティ推進懇談会」なるものが、市民政策局まちづくり企画課で、大学の先生を…

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第5718回

投資なんか、おやめなさいby荻原博子

インパクトのある写真が、表紙になっています。昨年(2017) 9月20日に発行され、今年1月10日に8刷された、ある意味ベストセラーになっている話題の本です。そうそう話題の本と言えば、丸の内の丸善に積み上げられていたトランプ大統領のことを書いたマイケル・ウォルフ著「炎と怒り(FIRE AND FURY)」が印象的でした。

荻原博子さんは、昭和29年長野県生まれ。私とよく似た年です。この年代は、京都宅建協会の千振和雄会長も似通っていますが、はっきり物事の白黒を言います。特に私などは、それが過ぎている人間のひとりです。確かにこの本の中で、荻原博子さんも、言い過ぎではないかと心配するほど銀行・証券・生保激怒必至発言です。

最終結論でもまとめていますが、「繰り返しますが、投資などしなくても、デフレの中では今あるお金を目減りさせなければいいのです。投資をしないと、将来が不安になるなどということは…

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第5717回

全宅管理29年第五回業務企画委員会

JR東京駅近、東京フクラシア丸の内オアゾ15階会議室で、標題の委員会が開催されました。佐々木正勝会長と、岡田日出則専務理事も1時間前から会場入り。お二人は、国土交通省が主催する、「賃貸住宅管理業のあり方に関する検討会」にも出席し、管理業者6,000人団体代表として意見をリードしています。

「土曜日に委員会?」と、かみさんにも怪しまれた委員会です。特別講演は、外国人向け賃貸に関する保証やトラブル解決を行っているグローバルトラストネットワーク(東京宅建協会所属)の後藤裕幸代表取締役の話。GTNは、2006年7月に外国人専門の賃貸住宅保証会社として設立。

日本は若年労働者不足だが、アジア市場では若年就職難。GTNは、シンクロする若年人材市場を構築しようとしている。単なる家賃保証会社ではなく、GTNは、賃貸住宅保証サービスを「親代理業」として定義している。15カ国語を話す社員らが100名以上い…

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第5716回

第8回さぬき安心あんぜん住宅普及協議会

平成29年度国土交通省の「住宅ストック維持・向上促進事業」に参加している、表題の協議会(「(一社)ワールドインスペクション」代表大北和則氏)の第8回検討会でした。こちらは、高松市中野町のルポール讃岐を会場としています。その地方独特の住宅をつくり、新築から中古になっても、50年程度住み続けられる住宅づくりシステムの構築を目指しています。

そのために地元金融機関や、中古住宅を仲介する宅建業者や、その際の価格を査定する不動産鑑定士まで巻き込んで、喧喧諤諤の議論がなされています。協議会は全国に53チームあり、助成金は単年払いですが、事業計画は複数年の約束がなされているようです。継続が求められるのは、当然のことです。1年間では、結果までは出ません。

構図は私が平成24年に取り組んだ、平成24年度国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」と同じです。国から公募で選ばれた㈱価値総研…

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第5715回

高松栗林ライオンズクラブ第1328回例会

20日火曜日19時から、リーガホテルゼスト高松で表題の例会がありました。高松紫雲ライオンズクラブから、第1副会長の桑崎義弘氏と、理事の尾崎加代子さんが、自クラブのメインアクティビティー「ふれあいウォーク(4月1日(日)開催)」の参加案内に来られています。私も長く、度々参加しています。古墳を巡り、100分程度は歩きます。その後おにぎりと、豚汁が振る舞われます。これが楽しみです。

またなんと言っても、今日のメインは新入会員の入会式です。今期(昨年7月から今年6月末)5人目の、新入会員入会式です。昨年は浮田和也会長が、正会員11人の入会という偉業を達成しました。その余波が、今年も5人という入会会員を連れてきています。

そのスポンサーは、L松田展和。彼は今期、今日のL長町和俊を含め二人のスポンサーとなっています。彼は現在、第1副会長です。つまり、今年7月からの第56周年の会長です。正直なところ…

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第5714回

なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか?

脳科学者・医学博士の岩崎一郎(盛和塾東京)氏が、2016年3月に上梓した実に興味深い本です。岩崎イチロー・クレア夫妻は、当時二人が暮らしていたシカゴで知り合い結婚し、日本で、「心のかよい合うコミュニケーション」を支援する会社を設立。リーダー育成・チームビルディング、フィロソフィ浸透などの講演・研修・コンサルティングを提供している。

稲盛経営のベースになっている考え方は、書籍「生き方」や『京セラフィロソフィー』などに著されている「人間として何が正しいのかということ。利他の心が大切で、心を高めることが経営を伸ばすこと」だといわれているのです。

このことを彼は、脳科学の論文を使って証明しています。心が明るく前向きになると、脳が活性化することや、利他の心・無心の心を極めていくと、脳の活性が通常の何十倍~何百倍も高くなることが分かりました。

また稲盛和夫塾長が言われている「経営12カ条」にある…

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第5713回

昭和天皇の戦争「昭和天皇実録」に残されたこと消されたこと

岩波書店から平成29年1月に、山田朗(あきら・明治大学文学部教授)氏が上梓した話題作です。私も買い求めて暫く、暖めていました。きっかけはなんと言っても、「昭和天皇実録」が宮内庁から随時刊行されたことです。まだすべてが、出尽くしたわけではありませんが、解説本が次々に世に出てきています。

2016年11月末現在、「昭和天皇実録」を検討対象・史料にして刊行された単行本はこの本以外に、13冊に及びます。日本のみならず、世界の歴史家が垂涎の的としている「昭和天皇実録」。山田朗氏も、その一人ですが、「昭和天皇実録」に記載されていることが全くその通りとは言っていない。そのために副題にあるように、残されたこと消されたことがあると書いている。

「実録」は、天皇・宮中を中心に描いた詳細な「昭和史目録」の機能を持っていて、歴史学研究にとってもその意義は大きいといえる。しかし天皇のお心は表出することがほとんど…

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第5712回

京セラが元社員を横領容疑で告訴1.2億円着服容疑

なんと言うことだろうか、横領などの不正がおこらないように、稲盛和夫名誉会長は、『京セラフィロソフィー』の77「ダブルチェックの原則を貫く」という項目をわざわざもうけて、人は過ちを起こしがちだから、それを防ぐ防御策を会社はシステム化しなければならないと、警鐘を鳴らしていた。今からもう、50年近く前から。

人は誰しも、単純なミスを起こすことがある。また、してはならないと知りながらも、つい魔が差したように不正を行ってしまうことがないともかぎりません。こうしたミスや不正を防ぐためには、複数の部門や人が関わるダブルチェックのシステムが、働くようにする必要があります。

物品の購入における受入部門と検査部門という複数部門によるチェック、公印の捺印における捺印者と保管者という複数の人によるチェック、数字の計算における二者検算等は、その代表的なものです。特に金融機関や物品の管理においては、このダブルチェ…

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