会長日記

第4231回

愚か者3兄弟と私が名付けたトリは堀江貴文氏

断片的ではありますが、刑務所に収監されて、「臭い飯」を食べた3人の懺悔録が上梓されていて、これまでバイオテクノロジー㈱林原の林原靖氏の「破綻」と、大王製紙前会長井川意高氏の「熔ける」を読んで、読書感想文を小欄に書いてきました。

最後はホリエモンこと、堀江貴文氏です。彼は、証券取締法違反(風説の流布、偽計取引、有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で、懲役2年6ヶ月の実刑判決をうけて、2011年長野刑務所で刑に服していました。その前に一貫して無罪を主張し続けた裁判で、5年間の時間を費やしました。

罪を認めないと反省していないとして、日本の警察検察は、保釈も認めません。「無罪の主張」と「反省」は、本来別のものだと私も思いますが、現実は同一視されかねません。彼は東京拘置所での独房生活が、まさに地獄だったと書いています。それに比べて移送された長野刑務所は、ずっとマシだったと。

よく言われることです…

続きを読む

第4230回

マイカーのプチ自慢

と言っても、私の乗り物は日産の大衆車「ティアナー」です。ベンツやBMWとは違い、どこにでも走っている普通の車です。甥っ子が香川日産にお世話になってもう10年くらいになりますが、その間にトヨタの車がオセロゲームのオセロのように、一台一台と日産にかわりました。

ところで私のプチ自慢ですが、今の私が愛用しているティアナーは、はじめて経験する9万㎞超を達成した車です。私の平均的走行距離は、年間8千㎞弱です。この計算だと、なかなか9万㎞を越えることがありませんでした。それがはじめて大台を超えた訳です。

やはり大きい要因は、四国内の高速道路化だと思います。確かに高速道路網は、移動を容易にしてくれています。瀬戸大橋を除けば、高速道路料金も安い。そもそも不動産仲介業は、地元密着ですからそう広く移動することはありません。もっとも不動産開発業だと、広範囲に動き回るのですが。

この車は、平成18年3月登録…

続きを読む

第4229回

熔けるは大王製紙前会長井川意高の懺悔録

愚か者三兄弟の第2作目は、カジノで106億円余をすった男の話です。大金ですが、全額が自分の持ち金であれば、何のおとがめもありません。大王製紙の関連会社から55億円引き出し、それを博打にあてたというのです。

(2013)昨年6月26日、最高裁判所で上告が棄却され、懲役4年(求刑6年)とした一審、二審判決が確定しました。私は法の番人でも専門家でも勿論ありません、こんなはっきりした罪で、上告する神経が分かりません。未練でしょうか。

理由はいろいろあると思いますが、本人は会社に損害を与えた借入金55億円を、利息を含めて完済したという思いが燻っていたと未練たらしく書いています。だから「執行猶予判決」をくれないかと、最後は上告までしています。人のカネに手をつけたら、全額返しても窃盗(この場合は横領)です。

「返済しようと思えば、いつでも自分のカネで返済できる」という甘い考えが自分の中にあった。盗…

続きを読む

第4228回

創造的過疎への挑戦~ヒトノミクスから考える地域の未来

全宅連四国地区連絡懇談会と、四国地区不動産公正取引協議会の合同研修会が、徳島県徳島市内のホテルで開催されています。四国4県の全宅系と全日系の宅建業者が一堂に介して、年間数回合同で研修会を開いています。本日の研修会は2つですが、まずはNPO法人グリーンバレー理事長・大南信也氏の成功談です。

場所は徳島県神山町で、移住・サテライトオフィースで転入増を達成している地域の話しです。昨年の12月にも一度大南信也氏の話しを聞いていますが、本日の話しには、その後がついていました。進化しています。こんな講演が私の理想型でもあります。

これまでのグリーンバレーの歴史ですが、1991年3月3日アリス里帰り推進委員会が発足しています。あの歌にもなった「青い目の人形」です。1992年3月3日神山町国際交流協会が、次ぎに1997年4月国際文化村委員会が出来て、「環境と芸術」を核とするコラボの考え方が固まります。…

続きを読む

第4227回

宅建大川支部研修会に招かれて

香川県下12支部(地区)で、昨年12月から今年2月までに、支部研修会を開催しています。本日は大川支部(一般社団法人香川宅建)にお招きを頂き、1時間弱の話しをさせて頂きました。今年のテーマは、「中古住宅」を掘り出して一緒(共同仲介)に商売をしようという提案です。

いま国内に、760万戸の空き家があると言われています。香川県経済は全国の1%と言われています。ざっと計算してみても、7万戸の空き家が手つかずのまま放置されています。地方自治体も、防犯・防災の観点からも問題視はしていますが、かといってわれわれ宅建業者が固定資産税納入者情報を求めても、決して漏らすことはありません。

空き家の実態は、看護介護施設に入居している「父親」名義のままになっています。その住所はもちろん、その建物所在地です。これがわれわれ宅建業者が得られる「登記事項」です。このように今この建物を実質的に管理している人は、外見的…

続きを読む

第4226回

3人のそれぞれの弁明愚か者三兄妹

似たもの同士、刑務所に収監された3人の吐露本を読んでみました。それぞれが、あの人ほど私は愚かではなかったと回顧しています。今日は、熊本の平井紀元さんの49日(7日×7回)に駆けつけました。その道中でも、面白おかしく読ませて頂きました。

3人は、最初に㈱林原専務取締役林原靖氏の「破綻」、第2に大王製紙創業家三代目井川意高氏の「熔ける」、3番目はホリエモンこと堀江貴文氏の「ゼロ」です。それぞれが違う職業に就き、それぞれ経営者として名をはせ、もしかしたら歴史に名を刻むかも知れない可能性のあった3人です。

「破綻」はバイオ企業林原の事実by林原靖。2013年会社更生法を申請した、岡山県岡山市の世界的優良企業「林原」は、銀行に潰されたのか?弁済率93%の倒産の不可思議と題して、当時の専務取締役林原靖(4男)氏のしたためた、倒産への議事録です。

これを読むとメイン銀行の中国銀行とサブの住友信託銀…

続きを読む

第4225回

ゴルフ会員権等の譲渡損失の損益通算廃止

昨日の、税制改正セミナーの続きです。これも税制調査会大綱の所得税のところに、さりげなく入っています。

譲渡損失の他の所得との損益通算及び雑損控除を適用することができない生活に通常必要でない資産の範囲に、主として趣味、娯楽、保養又は鑑賞の目的で所有する不動産以外の資産(ゴルフ会員権等)を加える。

(注)上記の改正は、平成26 年4月1日以後に行う資産の譲渡等について適用する。

何のことか、よく分かりません。よく分からないのが税制文言です。日本語で書きなさいよ。私の知人にも、ゴルフ狂と言ったら本人に怒られそうですが、年間60回は行くという経営者、経営幹部がいます。残念ながら私は、30年前からの「禁ゴルフ」が今も続いています。

隠居さんでしたらさもありなんと思いますが、経営をしながらのプレーで年間60回というと、年間52週の週一以上のペースです。それでも会社が隆々であれば、何の問題もない…

続きを読む

第4224回

どうなる平成26年税制改正

「税制改正について超プロ2人の税理士が大綱を読み解きます」と書かれた案内が届きました。特定非営利活動法人近畿定期借地借家権推進機構、平成24年度第4回研修会に、今仲清税理士と坪多晶子税理士の2人が、ディスカッションスタイルで解説をしています。

流石は大阪と言ったら叱られますが、掛け合い漫才でもこのノリは、なかなかでないだろうと思うほどのアップテンポで、司会が言うように、2時間の新幹線並のスピードです。聞くものを飽きさせません。税務の話しは正直、複雑怪奇難しくて、ほとんどの場合は飽きます。

12月末前に発表された(政府)税制調査会の大綱を読んだら、このように書かれてあって、恐らくここに書かれてあるとおり、これからの通常国会で決まりますよと言う話しの組み立てです。これでもって、税務署にこうなるのに間違いありませんかと問いただす人もいるようですが、当然返事はNoです。

いろいろあってまだ頭…

続きを読む

第4223回

人気作家百田尚樹氏高松講演

今売れている作家の一人、百田尚樹(ひゃくたなおき)氏の講演会に、1800名くらいアルファあなぶきホール入っています。香川銀行の、香川ビジネスクラブ主催です。昨年は、確か星野仙一監督で、ここも大勢の聴衆で埋まっていました。

アルファあなぶきホールは2000名の定員ですから、1800名で満員に見えます。この時期は、コートやオーバーの置き場所に困ります。3階席の張り出しまで、人で埋まっています。百田尚樹氏も、(田舎に)こんな受け皿があるのに、驚いていました。

彼の「海賊と呼ばれた男」の出版記念会は、昨年の3月名古屋の竹中右門さんの招集でリッツカルトン名古屋であり、私も参加しました。その時に、出光興産創業者出光佐三のことを熱く語る百田尚樹氏を、はじめて身近に感じました。書き上げるまでの7ヶ月に、救急車で3回運ばれたことも聞きました。

今はすっかり時の人になってしまい、超売れっ子作家ですが、放…

続きを読む

第4222回

ある太陽光発電の実態状況

私も借金コンクリート造賃貸マンションを、一棟だけ所有しています。もっぱら大家業の体験をしている一人ですが、1年前にその屋根に太陽光発電装置(11KW)をつけてみました。太陽光発電装置といっても、いろいろなところから奨められて困っていましたが、結局信用できそうな知り合いのところでやってもらいました。

そして本日確定申告の資料として、1年分のまとめをしてみました。愕然としました。収支トントンで、利益がほとんど出ていないのです。太陽光発ですから、そう大きく儲かるとは考えていませんでしたが、飲料缶の自動販売機1台分年間10万円程度は、稼いでくれるのかなと勝手に思い込んでいました。

慌てて設計時の、収支予想プランを引っ張り出してきました。見ると予想収入(四国電力が買い取る金額)より実態が良いのです。予想がアンダーにぶれたのは、10月11月12月の雨の多かった3ヶ月だけで、1月が途中からだったので…

続きを読む

電話で相談 メールで相談