第6324回

あの馬鹿がまさか36歳の急逝

元社員の川田真裕(昭和58年10月28日生36歳)さんが、交通事故で急逝した。バイクで直進中に、右折の乗用車と接触したと聞いた。彼は平成16年春、20歳で穴吹コンピュータカレッジを卒業して、新卒として弊社へ入社してきた。私がまだ、県中小企業家同友会の共同求人委員長をしていた頃の、活動成果でした。彼はパソコン知識に長けていて、弊社のITレベル向上に貢献してくれました。

私は、訃報をA社員から知らされた。彼らはその後もスキー・スノボーを通して、交流があったようだ。今は看護師資格を得て、病院勤務をしていたという。もともと農家の子で、柔道2段、体力的には人後に落ちないものを持っていた。両親に縁が薄い子で、祖父母と暮らしもちろん農繁期には、熱心に農作業もやっていた。

彼のもう一つの特技は、ボウリングで、従業者として香川県宅建協会のボウリング大会に出ると優勝を飾る。すると、支部対抗戦の勝ち点5を得る。支部長の私は、随分と助かった。しかし優勝者は、その後2年位出られなかった。その位、ダントツの強さだった。弊社の退社理由はよく覚えていないのだが、よく覚えている元社員の一人でした。

薄幸な分だけ、周りの女性陣の人気を集めた。うちのかみさんも、何度か弁当を作ったと言う。古株の女性陣は、通夜に行って嘆き悲しんでいた。年内の結婚も決まって、同居のためのリフォーム工事をしているという。理解のある女性に恵まれたのに、バンク事故で一命を落とすとは何たる愚か者か。

バイクファンには申し訳ないが、30過ぎたらバイクは捨てないといかん。自分だけは決して事故はしないと考えていると思うが、事故はどこで遭遇するか分からない。想定外のことが起こって、事故になる。タイヤが4個ついていれば、それでもどうにか静止は出来る。しかし2つのタイヤでは、倒れるしかない。頭はヘルメットでどうにか守れても、それ以外の五体は、無防備のまま。彼も内臓破裂で、死に至った。

23日の葬儀告別式であらためて彼のことに思いを馳せると、神は自らの手でしあわせをつかむ者だけに、しあわせを与えるのだと実感した。何とも悲しい、残念無念な結果だ。幸せに大と小があるのなら、小で良いから川田真裕さんにあげられなかったのだろうか。もうなに言っているのか、自分でもよく分からない。

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