大西秀人高松市長5期20年での勇退表明

高松市の大西秀人高松市長(67)が、任期満了(2027年5月1日)に伴う来春の市長選に立候補しない意向を固めたと報道されている。4日開会の9月定例市議会で表明する見通しというが、8ヶ月前に発表というのは少し早いようにも思う。がしかしいずれにしても、どこかで勇退するか選挙に負けて幕引きとなるか、ある意味首長は首をかけて日々戦っている。本当にご苦労さんと言いたい。
大西秀人高松市長は旧飯山町(現丸亀市)出身で、丸亀高校から東京大学法学部卒業後、旧自治省(現総務省)に入省。2007(平成19)年4月の市長選で初当選し、現在5期目に突入している。私は途中で、香川県知事へ転出するモノだと考えていました。結果は周知の通り、知事は池田豊人香川県知事が2期目の当選をつい先月決めたばかり。雲の上の話は、雷鳴になっても天の声にはならなかったようです。
大西秀人高松市長と言えば、「多核連携型コンパクトエコシティー」構想を掲げ、人口減に対応する都市機能を標榜しながら、平成の大合併で塩江町まで高松市に編入し、その隣が徳島県という特殊な形状の市域を作りだした。塩江町は、高松市のゴミ処理施設があり、昨今の讃岐砂漠対策の椛川ダムもあり、当然の合併だと見るむきもある。
四国の両雄を競う松山市は高松市より市域を広げ、人口50万都市として君臨している。やはり人口規模は施政の方向を決める大きなインパクトになり、高松市としては少なくても三木町は合併候補だったと思われる。思うようにならないのが世の中の常だが、世界都市高松の輪郭は出来たのではないか。
大西秀人高松市長との私的な思い出は、2018年7月10日から8日間、フランストゥール市公式高松市民訪問団の高松市民応援団の一員として同行したことだろう。もちろん市長や少しの取り巻きは公費だが、われわれは自費での参加。先にフランス国から叙勲された川染節江さん(香川日仏協会名誉会長)を中心とした使節団でした。あれはもう、8年前の話になります。
その頃はまだアルコール(ワイン)をがぶがぶ飲んでいましたから、楽しいフランスでの1週間でした。そうそう高松高校玉翠会(間島賢治会長)の副会長・佐藤哲也氏によれば、世界一の「飲んべー大国」はフランスだそうです。普段使いのワインが、気取らず美味かった。堪能した満足で、術後の断酒も何の心残りもありません。
来春の市長選挙では、高松出身で元自動車販売会社社長の灘波博司氏(66)が今年2月、前回市長選に続き無所属で立候補する意向を表明して活動されています。このまますんなり灘波博司氏へとはならないと思いますが、元公務員も良いのですが私は、市長には経営者が良いとかねてから思っています。少し早いですが、大西秀人高松市長と奥様、お疲れ様でした。フランスへは奥様も、自費参加でした。いろいろ話せて、楽しい1週間でした。