東讃新設統合高校は転学方式で2030年開校
香川県教育委員会の淀谷圭三郎教育長は24日、東讃の新設統合高校について、2030年4月開校時には、入学してくる1年生の他に、統合対象の石田高、志度高、津田高の2、3年生が転校し、3学年が揃って開校する『転学方式』を採用する方針を明らかにした。初年度から、3学年が揃うことで活力ある学校運営を目指すという。
統合校は、さぬき市の石田、志度、津田の県立3校を統合し、さぬき市造田地区に新設することが決まっている。3校の普通、農、工、商、家庭の5学科を引き継ぐ。30年4月の開校を目指し、現在建築の実施計画を進めており、設計が完了次第、建設工事に取りかかる。転学方式の採用で、授業や部活動に支障のない適切な教員配置が図れるほか、農業や工業の専門課程に関する施設の効率的な運用にもつながると淀谷圭三郎県教育長は語る。
淀谷圭三郎県教育長は私もよく知る県職員の一人だが、就任以来、あなぶきアリーナ開館やサザンオールスターズのこけら落とし公演、旧県立体育館解体問題やこの新設校の開校計画等々、大変な問題を抱えている。あなぶきアリーナ開館がどうして関係するのか詰問した際、「あれは県立体育館の位置づけ」と言われ、驚いたモノだが、就任早々計画変更など問題が山積していました。
旧県立体育館解体問題は、「解体ありき」で進んでいるので今更保存を言われても10億円の補正予算も可決している。彼の立場は、既成事実を粛々と貫き通すしかないだろう。巷で噂されているように、指名業者が膨大な利益を得るのではないかという憶測は、淀谷圭三郎県教育長は関係ないが、実際は振り回されている。
新設校の開校計画では、私はこれから10年先を展望しても、今度の統合計画に参加しなかった三本松高校も、単独で存続できるかどうか、今現在でも往年の3分の1程度まで生徒数を減らしている。三本松高校は、高松高校の東の分校として誕生したと聞いています。西の分校は、観音寺一です。確かに両校は、偉大な先輩を輩出しています。
三本松は旧制中学の頃、樋端久利雄という旧陸軍の高官を出しています。ゼロ型戦闘機の上空戦術を編み出した人で、山本五十六長官がラバウルから視察に飛びだったときの随行員として戦死しています。時代が流れ、南原東大総長もいます。観音寺一には、大平正芳元総理がいたかな。いずれにしても香川県が誇る人材を輩出した名門高校であります。
しかし現実問題として、先の3校統合校は、3校のどこかを拡張して新設と出来ないモノだろうか。既に民衆的手続きを経て決定していること、今更どうこうは言えませんが、これからのさらなる人口減が見えています。ある意味こうした無駄が、『地球温暖化問題』から発生する大規模災害が起きたときは、どうするのだろうかと心配につながる。今は財政的に貸借していても、大規模災害は際限がなく改修費がかさむ。
教育関係の出費は土木に関係しないと言いながらも、県の財布は一つ。国からの交付金も、今後多くは期待できない。無駄とは言いませんが、節約はいにしえからの教え、時代が変わってもユメ忘れるべからず。