第5012回

毎日新聞チャイナセンセーション5・日本留学「学歴洗浄」

第88回選抜高校野球大会のために、先輩から毎日新聞の購読を強要されて、四国新聞と毎日新聞を読み比べています。年末までは、讀賣新聞を購読していました。讀賣新聞は箱根駅伝、毎日新聞はやはりセンバツを拡販のツールとして頑張っています。そして朝日新聞も、センバツ大会を後援しています。

昔見た映画に社葬( 1989年、東映)がありますが、「大新聞はインテリが作ってヤクザが売っている」と緒形拳(俳優、1937年生まれ、東京都出身。2008年10月5日、死去。享年71。)さんが、嘯いていたのが印象に残っています。

その毎日新聞の一面に、「チャイナセンセーション第2部変わる家族の形」という特集が続いています。中国の一人っ子政策で、戸籍を持たない子ども問題など鋭い指摘の特集が毎日続いています。そして今日のお題は、「日本留学は学歴洗浄のため」というものでした。

上海出身のAさんは、来日して約1年間、日本の大学・大学院進学に向けた進学予備校「行知学院(JR新大久保駅から徒歩5分)」で学び、慶応大学に合格しました。13年6月の「高考」(中国の大学統一入学試験)に失敗し、ショックで自室に閉じこもる日々が続いたのだそうです。

励まそうとした両親に「中国で勉強を続けてもしょうがない。日本で人生を変えたい」と懇願した。就学ビザで来日して「行知学院」で学び、合格したのです。合格したいま、上海に住む両親も「将来は日本で就職して、日系企業の社員として中国に戻れたら良い」と期待する。

進学予備校を経営するの中国人社長は、日本に来る中国人留学生について「大半は大学受験に失敗して何とかならないかという人たち。第二のチャンスとして日本で頑張って難関校へ入っていく。一種の学歴ロンダリング(洗浄)だ」と明かす。

学歴ロンダリング(洗浄)は当然、マネーロンダリングを模している。マネーロンダリングは、麻薬などの犯罪や不正取引などで得た資金を,多数の銀行の口座を転々と移動させることで,資金の出所や受益者をわからなくすること。資金洗浄です。

日本に年間約2千人の中国人留学生を送り出す留学代理店「楽商ジャパン」の社長は、「大学院入試なら東大であっても合格しやすい」とアピールする。中国の学力トップクラスの生徒が欧米を目指すため、日本なら留学生同士の競争も激しくない。日本の高等教育の場は、中国人留学生の人生やり直しのための舞台にもなっている。

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