全宅連四国地区連絡懇話会と四国地区不動産公正取引協議会総会
全宅連四国地区連絡懇話会第16回定期総会と四国地区不動産公正取引協議会第34回定期総会が、愛媛県松山全日空ホテルで、関係者を集めて行われています。来賓は、愛媛県土木部道路都市局建築課黒河孝俊課長です。来賓挨拶も、事務家らしい内容の濃いものでした。
特に印象に残っているくだりは、全国の空き家の数が820万戸で、13.5%であるのに対して、四国の空き家は17%にも及んでいるとのことです。「空家等対策の推進に関する特別措置法」が先月26日に全面施行されていますが、空家対策として①適正管理②除却③Re活用④発生抑制を挙げています。
現場で汗をかく立場から判断して、特に面白い発想は、Re活用で一戸建ての中古住宅をリフォームして、県営住宅にするという案です。それを入居要支援者へ貸すわけです。入居要支援者とは、高齢者や障害者、一人親世帯や外国人などを指しています。
こんな話しをする現場の中心人物である課長がいる愛媛県庁は、隣県関係者としても侮れません。私の場外でのぶら下がり質問では、「新たな条例は作らず、法律の趣旨を坦々と実践していくだけ」だと話していました。こんな来賓挨拶は、はじめて耳にしました。
先の総会は、4県の全宅連協会の正副会長が集まっています。私も副会長に就任してから参加していますが、懇話会は、全宅連、全宅保証、全政連等に対する四国の意見をとりまとめることや、四国地区の役員選任に関する根回しをしています。
3年前に仕掛けた四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)も、ここが相談の窓口でした。お陰で四国全域で、インスペクションが出来るようになりました。まだまだ利用が進んでいませんが、来年からは、インスペクションを強要はしませんが、しているかどうかの記述が重要事項説明に義務化される?
そして最近の傾向としては、各県会長も中央での会議や研修会に忙殺されています。プラスアルファーの負担には、私も含めて腰が引けます。会長になると、県外へ月平均5回、県内では月平均で6回程度はでています。また正副会長の出張で、明らかに違うのは、祝賀会出席です。これは会長だけにお呼びが係ります。
後の総会は、全宅連と全日協会の両方から、およそ倍の人数で構成されています。34回というと、私が開業した頃と時期が一致します。丁度「流通センター」が各県に置かれて、情報のコンピューター化が始まったころです。指定流通機構が中央に作られて、媒介契約が始まったのもこの頃です。
今から振り返っても、まさに、不働産流通近代化センター(現不動産流通推進センター)等を通じて、不動産業界の近代化への大きな一歩がこのあたりにあったと思います。今から見ると、ここらあたりから「見える化」の第一歩が始まったと思います。
次の段階の、「不動産流通業界のブラックボックスの中身の見える化」は私たちの責務です。先人の大きな変革の後を、われわれ今に生きる業界人がさらなる見える化をしていくのです。次の業界人に、大きな夢を持てと言わんばかりに・・・