今年も墓地冥加料集金の季節がきました
私ども仏生山町民は、法然寺に墓所をお借りしています。毎年この時期に、年一度の冥加金を集めるように、お寺から依頼を受けます。その地区の代表が、記載された家々を回って指定された金員を集金して法然寺にお届けします。この時代、墓仕舞いも多く、実家を売却すると共に墓仕舞いの手伝いをすることもあります。法然寺さんは、丁寧に応対してくれて本当に助かります。
冥加金はその家の墓所使用量(面積)に合わせて、課金されています。私が集金する自宅周辺の一般的家庭は、年間1万円程度。戸数にしても数戸ですから、特に負担になることはありません。また戦没者のお墓は無料、お寺では今年正月明けから本格的に、無縁墓の調査に取り掛かっています。ざっとみて全体の4割ほどが、無縁さんの色を塗られています。もう数年連絡がなく、冥加料の支払いもない墓が多くなっているそうです。
ここでも法的手続きが必要で、もう10年くらい前からお寺はこれに掛かっています。もともと法然寺は、徳川松平家の菩提寺で、檀家は殿様一家と言うことになります。その昔、殿の許しを得て町民の墓をこの境内に作ったのが始まりです。最上段には、歴代高松藩城主の墓所があり、13代ほとんどの墓石がここに並んでいます。
町民の墓もその当時は地元民だけでしたが、今となっては全国に相続人が散らばっています。われわれが手集金している割合は2割か3割程度で、それほど全国に散らばり、金融機関への振込が圧倒的に多いのだそうです。法然寺も無縁墓を整理し、次の希望者へ貸与するように考えていますが、なかなか思うように進まず、まだまだ無縁墓は混在しています。
冥加料は、墓所の整理整頓維持管理に使われています。良くなったところが多いのですが、一番は蚊がいなくなったことです。皆無ではありませんが、幼少期仕事終わりの両親に連れられて夜墓へ行くのは、懲り懲りでした。子どもを狙って蚊めが攻撃してきます。水くみ場の整備や、階段の整備、はたまた松の木(松枯れ病)の倒木など、助かっています。
盛夏が続いて高温注意報が出ていますが、お盆を目途に集金と納入をする今の季節、お盆になると夏真っ盛りですが、何だかホッとする季節感を私は楽しんでおります。先祖に感謝、墓掃除が次の仕事です。