第3923回

本当に恥ずかしい国際電話

私は恥ずかしながらこの年まで、国際電話を掛けたことがないのです。要するにどうやって掛けるのか、知らないのです。またその必要性に迫られることもありませんでした。海外旅行は数々行けども、商用でないもので、特別電話で確認することもありませんでした。

ところが今、高松栗林ライオンズクラブの50周年記念アクティビティーの総括に追われていて、どうしてもフィリッピンカオハガン島の崎山克彦さんへ電話をして、こちらからの要望を直接訴え、協力をお願いするべきだという結論になりました。

まず電話番号を確認しました。63-917-623-××××というのがわかりました。これで掛かるというもので、アタックしましたが案の定「使われていません」のアナウンスが流れるだけです。確認しましたが、番号は間違っていません。

考えました。ひらめいたのは、元海外旅行の添乗員をしていた女性に聞いてみよう。すると彼女は、まず「001-010」などの国際通話の窓口に掛けて、それ経由でなければつながらないと教えてくれました。ややこしいのは、その他の方法もあるというのですが、急ぐこの際は、1つで十分です。

教えられたとおり「001-010-63-917-623-××××」へ携帯から掛けてみました。現地の従業員が出たら困るなと思いながら待っていると、日本語が帰って来ました。そして彼女が言うには、まず、国際電話をするための契約が必要だと言うのです。

仕方なく言われるままに、従うしかありません。要するに電話代の支払いはどうするのかと言うことが、彼女の一番の関心事です。「同じ口座からの引き落としで良いよ」「これは別になります」というような丁々発止(内実はたどたどしいやりとり)の会話の後、クレジットカードの決済で良いというのです。

詐欺みたいな臭いもしますが、ここは急ぐことも手伝って、彼女の言うとおりにしました。2分後からつながるというコメントを聞いて、そして困った時の「××××」という番号を聞いて、ほぼ安心しました。出かける時間になっていて、そのまま出かけて物語は午後につながります。

商談を終えて帰って来て時間を見れば、午後2時前です。確か時差が1時間あったように思いますが、どちらにしても心配してもはじまらないので、「001-010-63-917-623-××××」へ掛けてみました。

心配したとおり現地の女性が出ましたが、「お名前は?」と言われて、「日本の高松から掛けていますまつのと申します」と言ったのですが、「お名前は?」と再度聞くのです。失礼かと思いましたが、「まつの!」とゆっくり言うと、電話の向こうで「Mr Matsuno」と叫んでいます。

果たして懐かしい崎山克彦さんの声が聞こえてきました。なんだこんなに簡単ならば、早くに電話すれば良かった。要件を言って快諾の意を聞いて電話を切りましたが、2分30秒の表示がありました。確かKDDIだったクレジットカードを聞いた彼女は、1分間80円の安い料金もあると言っていたっけ。

これが適用になるとしたら、僅か200円くらいのものか。時代は確かに変わっているのを実感しました。それはその後の出来事も尾を引いています。新しい太陽光発電を始めたもので、四国電力のメーターが増えました。クレジットカードで支払いをしています。電話してみました。

「書類をお送りしますから、返信下さい」。同じクレジットカードでも、こんなに扱いが違います。前者は不安だけど、急ぎに間に合う。後者は安心だけど「もう良いです」と言ってしまいました。携帯電話とスマートフォンの違いかなと、訳のわからない比較をしていました。

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