いらっしゃいませ山越うどんです
今日は朝、有馬温泉で目覚め、足早に帰って来ましたが、喜多俊雄委員長のご母堂様の通夜があり、あたふたした1日でした。こういう日のために、書きためた原稿があります。もう一ヶ月前のネタですが勘弁して下さい。
香川県下で一番有名な「山越うどん」と言っても、香川県人は多くが認めることでしょう。小欄でも何度か紹介し、私も香川経済のバロメーターとしても使っています。単価が安いうどんですからツアー客が多いのですが、1000円高速が廃止されてからはツアー客が激減したと言っても、平日でも長蛇の列が続いています。
少し前ですが、公益社団法人香川県宅地建物取引業協会の巡回調査で、綾川町在住の会員さん宅を4名で訪問しました。話をしている内に、山越うどんを知ってはいるが行ったことがないという希有な2人がいて、早速行ってみることにしました。このように偉そうに言っている私も、年一度行くか行かないか程度です。讃岐人はそれぞれが馴染み店を持っています。
ここ山越うどんの最近の人気商品は、「釜上げ卵山かけうどん(通称/かまたまやま)」だそうです。茹で釜からそのままどんぶりへ移したうどんに、なま卵を入れて山芋をすり下ろしたものを合わせてダシをかけます。確か以前は山芋が入ってなかったと思います。
私も多少麺のことは分かります。この「かまたま」を考案したのは確か山越うどんだと聞きました。釜揚げうどんは、水で洗ってないもので、当然熱々です。それに生卵を入れると、たまごが固まります。その中にかけ出しを入れますから薄まりはしますが、それでももそもそして食べにくいのであります。私もヒット商品だと思いましたが、食通ぶるのも大変だと感じていました。
これによく似た「醤油うどん」というメニューもあります。水洗いした麺やぬくめた麺に、生醤油といって醤油をかけてそのまま食べるのです。これも麺通団の人気メニューと言われていますが、実際は食べにくいものです。かけ出しが一番食べやすいのです。
先のかまたまですが、熱が加わった卵は固まります。これに山芋を入れるのは大正解です。人気店と言いながらその実、裏では努力をされているのですね。だから有名店で居続けられる訳です。大勢が並ぶ山越うどんですが、奥も随分広がりました。バスが来る人気店ですが、近所への配慮も続けているようです。