第3780回

萬木淳一先生主宰のアトリエ11111

今月3日文化の日、浜田恵造香川県知事から香川県文化功労賞を授与された萬木淳一(76)先生のアトリエを訪ねました。先生は「早く来んかい」と言われていましたが、私のスケジュールもタイトになっていて、恩師の怒りをかっています。「年寄りはいらっちだから」と、最近の先生の口癖です。

今日も午後になって私が訪れた時には、すでに10人ぐらいの男女が先生を交えて談笑中でした。そこへ私が闖入したもので、これを合図に集団は解散になってしまいました。申し訳ありません。アトリエには沢山の花がおかれています。この集団は、絵画のお弟子さんということでした。

公益社団法人香川県宅地建物取引業協会日下雅彦会長からも、お祝いの電報とワインが届いています。萬木淳一先生はアルコールを口にしませんが、身内の祝いの席をホテルで計画されているようで、その際にホテルへ持ち込む相談がすでに出来ていると大変喜んでいました。

公益社団法人香川県宅地建物取引業協会が主催している「不動産フェアー」の幼稚園児絵画展の審査委員長を、萬木先生が最初から積極的にやって下さっています。表彰式の寸評は、冨田紀久子先生がおつとめですが、萬木委員長はこういう場には出ません。「富田先生にお願いします」と初回から言い続けています。

今日お話を伺ったのですが、今年春に長野県の美術館で絵を見ている時に倒れたということでした。救急救命措置で一命を取り留めたと、その時にお世話になった医師の写真を大切に飾っていました。脳疾患で、都合60日ほど入院されたようです。そうそう萬木先生は、写真も得意です。

過去に心臓疾患、今年脳疾患と立て続けに大病を患った先生ですが、夏前から3ヶ月土をこねて、2メートルもある乙女像を造り上げています。これが一番のリハビリですね。その後に幼稚園児の絵画展の審査をして下さった計算になります。流通部会からも異常の報告はなかったもので、先生の入院は全く知りませんでした。

次のお客様が来られて、私は退散することにしましたが、先生とは約束があります。もう40年前に先生が竜雲中学校に在籍の際に、乙女の像を15万円で制作し、平池堤の一角に設置しています。これが風化し、見る影もないと萬木淳一先生は嘆いています。これのやり替えをするというのが先生との約束です。しかし私1人で出来る出圓ではありません。

先の竜雲中学校創設50周年記念事業にしてはどうかと投げかけましたが、「平池堤の乙女像は仏生山町だから、竜雲中学校を構成していると言えども多肥や三谷の他町に負担を求めるのはおかしいという意見に忙殺されて、再興はなりませんでした。周年なら寄付を集めることが出来ると、私は言いましたがダメでした。

重くのしかかってくる約束です。お金のこともありますが、一番は萬木淳一先生のお年です。萬木淳一(76)、創作意欲は旺盛ですが、完成まで5年を要すると聞くと、直ちに始めなければゴールがあまりにも遠いのです。既に賛同頂いている川﨑照夫さんらはいますが、もう少し有志を集めないとことが成らない。

「新しい計画の成就(じょうじゅ)は、ただ不屈不撓(ふくつふとう=ふとうふくつとも言う)の一心にあり。さらばひたむきにただ想え。気高く強く一筋に」

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