高松道4車線化はどうなる
前田武志国土交通相は(2012年3月)5日の衆議院予算委員会の分科会で、香川県2区選出玉木雄一郎衆議院議員(民主党・無所属クラブ)の質問に答える形で、高松自動車道高松東-鳴門間などの4車線化について、早期の整備を目指す考えをあらためて示した。
これには布石があって、浜田恵造香川県知事は(2011年2月)8日、民主党と国土交通省を訪れ、当面先送りとなっている高松自動車道高松東―鳴門間の4車線化工事の早期着工を要望しています。これは昨年の予算編成前の陳情です。
民主党陳情要請対応本部では、知事と篠原公七県議会議長(2011年2月当時)らが武内則男副本部長と面会。高松自動車道高松東―鳴門間における渋滞や対面通行による危険性などを訴え、工事の早期着工を求めていました。
この際にも当時の大畠章宏国土交通相は、高松自動車道高松東―鳴門間など、着工が先送りとなっている4車線化計画区間について「ぜひとも実現しなければならないと思っている」と、早期着工へ前向きな姿勢を示したのであります。
先送りとなっている4車線化計画区間は、高松東―鳴門間を含め全国で4区間あり、大畠氏は「社会実験を通じて高速道路の全体的な見直しを行っており、3月上旬にも検討の場をスタートさせ、4車線化が実現できるよう道筋をつくりたい」と答弁をして東日本大震災がおこったのです。要するに毎年やりましょうと言いながら、民主党政権では何にも決まらないのです。
年が明けて平成24年3月の今日、衆院予算委員会の分科会で玉木雄一郎議員(民主党・無所属クラブ)の質問に答えて、前田武志国土交通相は「東日本大震災の教訓を踏まえて、車線を確保しておくことは安全確保、多重防衛の観点から重要」との認識を示した上で、「高速道路の利用者負担を前提に、スムーズに実現するよう検討を進めたい」と法案成立に意欲を見せたようですが、またまた社交辞令か。
確かに事故防止の観点からは、最低片側2車線(4車線化)は最低条件ですが、そのために利用者負担、つまり工事費の一部は通行料金に加算する、つまり「4車線になった暁には、同じ区間でも料金が上がりますよそれでも良いのですね」と言わんばかりです。馬鹿にするな!同じく間で事故防止の観点からアスファルト舗装をし直して、料金が上がるのか。
同時にこれからの国民は、結果がすべて自分たちの生活に密着してくることも覚悟しなければならないと思います。必要最低限の要求をし、そのための応分の負担であれば、それは当然負担しなければならない時代の到来です。
こう考えたら瀬戸内海の3本の橋は、私も熱望した結果ですが、3本は要らなかった。少なくても1本は九州に着けた方がよかったかも知れない。大いに反省するところです。さてさて懸案の4車線化、今年の予算ではどうなりますか。