穏やかな2011大晦日

激動の2011年が、もう少しで終わります。人は「日の出」が良いと言いますが、私は「夕陽」が大好きで、今日は丁度通りかかった仏生山公園の前池から見た夕陽をカメラに納めて、今年最後の日記写真としました。
夕陽では、屋島山頂から瀬戸内海に落ちる夕陽が良いとされていますが、確かに瀬戸内海へ沈む夕陽は、私は世界の中でも10指に入る名所だと思っています。と言いながら本当は一番だと思っているのです。
大学受験の時も、落ち込んだら百十四銀行の屋上から瀬戸内海に沈む夕陽を見ながら、「よしー」という勇気を貰ったような記憶があります。恥ずかしながら弊社2階にも、「瀬戸に沈む夕陽」があります。さほど有名画家ではありませんが、私にとっては自分の思いを表現して下さった絵として大切な宝です。
母校高松商業高等学校の玄関左上には、ローマ在住の平田ゆたか画伯の「瀬戸の朝陽」100号作品が掲げられてありますが、平田先輩も、「夕陽は売れない」と内情を吐露されていました。彼の中でも、一番は瀬戸の夕陽なのかも知れません。
今年は本当に「東日本大震災」と「大津波」、加えて東電福島第一原発からの「放射能漏れ」という、千年に一度と言われる大災害の年でした。加えて政治経済破綻の年でもありました。日本の政治経済破綻には、「ええ加減にせいよ」と声を大にして言いたい。大澤監督流で、「渇」です。
特に政治は、戦後60年間の無策が、マンションの水道管の錆のように、徐々に本体(日本国)の存在すら脅かしています。まず手軽な「鉛管」を使って本管から引き込んでいます。今頃になって、「鉛管」は体に良くないと言い始める始末。水道管も、使うのにはさほど影響がありませんから、その中に貯まっている錆は無視です。
今までこれが原因で、建物が解体されていたケースも散見されていました。しかし福田総理が突然百年住宅と言い始めて、今ではリフォームとかリノベーションとか、今あるものの活用に活路を見いだそうとしています。これには大賛成です。どう考えても、「スクラップ&ビルド(建てては20年超で壊す)」で良いはずがありません。
先の水道管も、新しい管を外壁沿いに新設して対応しょうとしています。これまでの常識を無視してまた古民家活用とか、田舎への移住とか、これまでの「みんながするから」という日本人の特性が変わり始めています。私なんかは、人がしないからやろうというタイプですが、そんな変わり種が増えているような感じがします。
戦後60年の制度が疲労しています。税と社会保障の一体化も火急な課題です。国会議員の定数削減も、公務員の給与削減も見直しが必要でしょう。加えて、政治行政制度の抜本的改革が必要です。これは昭和20年に帰るのではなく、明治元年にまで帰って考えることです。
国民の多くは地方に住んでいます。東京も「江戸」という地方が異常に膨張したと考えれば、全ては「田舎暮らし」が原点です。こう考えると、「市町村」が基本です。国税と地方税の割合を変えるまで改革することです。
つまり国がやることは、「司法」「外交」「国防」「社会保障」「医療」程度で良いのではないでしょうか。もちろん思いつきですから、民主党マニュフェスト以上に漏れがあると思いますが、言いたいことは、国がやることはこのくらいしかないということです。
地方交付金ではなくて、地方税を増やして国税を減額する。もう待ったなしの財政危機です。早くやらないと、ヨーロッパ危機どころではありません。日本はGDP2年分の借金を抱えているのですよ。もっともっとハッキリいうべき時代のスタートが、来年ですかね。
1年間ありがとうございました。2012年も元気にやります。定期愛読者も増えているようですが、ご意見をお待ちしております。nobuchin460401@0011.co.jp 合掌