第3445回

経営セミナーwith藤巻健史と藤巻幸夫兄弟

公益財団法人かがわ産業支援財団の主催で、藤巻兄弟の経営セミナーが高松市内サンメッセ香川で開催されました。兄の藤巻健史氏は本を読んだことがあります。なかなかの論客だというイメージが私の中にあります。

その本の中にも、弟の藤巻幸夫氏の活躍を書き連ねています。ご両人の話を聞く機会は初めてですが、写真や著書で観るとおりの人物像でした。特に弟の藤巻幸夫氏の話しの中に、高松市内の菓子工房ルーヴの野崎幸三氏やパリスの久間俊英氏の名前が出て来て、ビックリしました。

兄の藤巻健史氏は、「これからの日本経済/マーケット予想」と題して、世界の経済予想をしていました。まずは日本の、23年度予算から切り込んでいます。48兆円の歳入に対して92兆円の歳出で、44兆円の赤字予算です。なお歳入の内、法人税が7.8兆円、所得税が13.5兆円とほぼ半分の収入を支えています。

累積赤字が23年6月末時点で944兆円、来年春3月の予想ではこの金額が1002兆円と、大台を超える見込です。これは大変なことです。国民1人あたり1千万円の借金ですか、政治の無能さを露呈しています。

「社会保障と税の一体化」と政府は言いますが、まずは国会議員数を削減し、公務員の数も無駄を廃して効率化を図るべきです。悠長なことを言わずに、まず大量出血を止めることです。

また累積赤字の解決策は、合法的徳政令つまり「ハイパーインフレ」しかないというのです。私もこれだと思います。インフレになれば、物価が上がり、借金の額が実質目減りします。加えて円安へ誘導できたら、全てが解決するというのです。

極端な例として、$/¥=80円と$/¥=1,000円を想定して、300万円のレクサス製造コストを計算しています。要するに円安になれば、全てが解決するというのですが、今日の話に限れば、私とは認識と違うところが散見されました。ドルはますます価値が上がると言うのです。

一方弟の藤巻幸夫氏は、伊勢丹からスタートして約20年勤務し、その後は豊富な人脈を生かしていろいろなところで活躍しているようですが、「すべては顧客視点」と題して、「ブランディング」の重要性を上げていました。

「ブランディング」とは、経営・販売上の戦略として、ブランドの構築や管理を行うことです。また会社・商品・サービス等について、他と明確に差別化できる個性(イメージ・信頼感・高級感など)をつくりあげることとも言われています。

ルイビトンの10万円のバックの原価は1.5万円だそうです。これを10万円で売っても買う人が世界中にいるのです。「商品」は、①色②柄③デザイン④機能⑤素材⑥用途⑦サイズ⑧価格を考慮して作り、「VMD」「PR」「教育・人」の総合策で売れるのだそうです。分かったような分からないような・・・。

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