第3333回

新県立病院に知事が責任は私が取ると断言

浜田恵造香川県知事が、高松市朝日町に建設中で6月11日から新築工事が中断している新県立中央病院について、10月上旬から再会する方針を表明しました。これで東日本大震災後の多発した広範囲な液状化現象から心配されていた、埋め立て地朝日町での工事が再開されることになります。

知事は「整備場所は変更せず、追加対策で県民の安全、安心のため万全を期す」と決意を示したうえで、現在地で想定外の被害が起きた場合には、「責任は私が取る。行政の長としての責任は十分に自覚している」と明言をされました。

本当に私的なことで恐縮ですが、最近テレビ番組ですが「24・シーズンⅤ」にはまっています。偶然見たことから、最初は1話完結物語だと信じてみていましたが、連続ものなのです。その不満はあります。次週見られるかどうか、分かりませんから。とにかく。

それでも本日も佳境に入ったクライマックスシーンの連続でした。一口でいうと、アメリカ大統領ニクソンのおこした「ウォーター事件」を彷彿とさせるものです。事件は、ニクソン共和党政権の野党だった民主党本部があるウォーターゲート・ビル(ワシントンD.C.)に、不審者が盗聴器を仕掛けようと侵入したことから始まった。

当初ニクソン大統領とホワイトハウスのスタッフは「侵入事件と政権とは無関係」との立場をとったが、ワシントン・ポストなどの取材から次第に政権による野党盗聴への関与と司法妨害が明らかになり、世論の反発によってアメリカ史上初めて現役大統領が任期中に辞任に追い込まれる事態となった。「フリー百科事典ウィキペディアより引用」

大統領がテロに関わって暗殺を指示した証拠の録音データが、一端大統領側近の手に戻りそれを正義の味方ジャックが取り戻すためにチャーター機に乗り込むという筋書きでした。

手に汗握り、大統領を含めた悪人達の命運が尽きたと思いきや、彼らが「大統領権限」を逆手にとって、正義の味方側の邪魔をする。大統領命令は絶対なもの。それでも一部実行犯側近達を除き、政府高官達も大統領がおかしい?とうすうす気がつくのです。

アメリカは、「正義と自由」の為ならば大統領をも犯罪者として検挙する国です。韓国のように大統領を辞任したらすぐに逮捕というのとは勿論違います。容疑嫌疑があり、確たる証拠が揃えば、大統領の逮捕辞任もありえるという考え方です。日本人にはどうも馴染めません。もうその位で許してやれよと、世論も靡きます。

では先の浜田恵造知事の、「責任は私が取る。行政の長としての責任は十分に自覚している」という発言はどうか。これで幕引きだ、何もなかったこととして予定通り前へ進もう、これで未来永劫安心安全な中央病院が出来るのだというメッセージです。

これで2013年度中の開院に、ハード面での担保が付いたことになります。病院に働く人の問題等、ソフト面も併せて進行しています。ここで頓挫して安全なところで数年後に開院しても、働く人がいないという結末もあり得るのです。

「責任は私が取る。行政の長としての責任は十分に自覚している」とは、責任を取って知事を辞めるという政治的責任か、追加20億円を含む県費の捻出を個人保証するという責任の取り方か、現在地での建設に不安を抱える6割の民意はほとんど前者だと考えています。

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