第2884回

門前の小僧高徳寺の昔と今を語る

自宅の前に、真宗大谷派「高徳寺」があります。私の幼少の遊び場であり、寺子屋でもありました。ここで遊んだ頃は、団塊の世代が悪大将で、私などは小学校へ入学したばかりでした。およそ10数歳の年の差を越えて、十数人が一緒に遊んでいました。

また長じて、私が中学生当時の住職「佐々木義民」さんは、地元高校の教諭でした。自ら担任クラス生を本堂に泊めていたこともありましたが、私には、寺塾の塾長でした。私は数学の難問を訊きに行くのですが、解説はわずか数分ですが、その前段が長くて、門を入って出るまで2時間は我慢の時でした。それでも行くのは、解けなかった問題がなかったからでした。跡取りでなければ、京都ぐらいは行けた人です。

この高徳寺ですが、数ヶ月前から「鐘楼」の改修工事をしています。義民住職が若くして他界し、奥様が継承してから本堂の改修、納骨堂の新築などが続いています。がんばっているなと励みになります。祖母の葬儀告別式も、ここでお願いしました。祖母もこのお寺が大好きでした。台風の後は、ぎんなんをとりに行ったものでした。

早朝、その本堂の屋根に陽が当たり、実に綺麗なお寺です。その陽で、私は一日のエネルギーを頂きます。大好きなありがたい高徳寺さんです。

本日畑へ行く途中に工事現場を覗くと、もうほぼ完成ですね。旧鐘楼の鐘撞きも行きましたが、大晦日の深夜は21時をすぎるとほとんど寝ています。行くとすれば、一番客しかありません。一升瓶を持って、除夜の鐘をつきます。

日頃の煩悩が身に良くついている私は、除夜の鐘で煩悩を振り払うのは禅定ですが、日頃と違う早めの食事(いつの頃からか大晦日の夕食は、すき焼きに決まっています)を頂いて、もううとうと白川夜船。

しかし今年は、新しくなった鐘楼での記念すべき鐘撞きです。早めに寝て、起きて鐘撞きへ出かけたいと思っています。同時に山門も、改修が進んでいます。来月には落慶法要でしょうか。近所に祝い事があると、わがことのように嬉しくなります。隣に駐車場と、ごく近所にいかしたお茶処SORAがあります。

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