高松法人会第38回通常総会




記念講演が、コリア・レポート編集長「辺 真一(ピョン・シンイル)」氏を迎えて、高松国際ホテルで開催されました。毎日ここへ来ている錯覚を覚えます。前回は一昨日、その前は一週間前でしたか。
ピョン氏はテレビにも新聞にも顔を見せている、朝鮮半島情報の第一人者でしょう。今日もその評価をひっさげて、高松へ来られたのだと思います。ちょうど韓国海軍哨戒艦沈没の原因が、北朝鮮からの攻撃であるという事実の解明が進む中で、情報通の話を聞きたいと大勢が集まっています。
日本に育ったピョン氏は、日本人の考え方がわかり、半島の人々の考え方を擁護する、不思議な立場の韓国人です。そのコメントには、これまで私が気づかなかった根拠があることが分かりました。
朝鮮半島ではミカンが採れません。南の済州島で唯一栽培されていますが、金正日(キム・ジョンイル)氏はこのミカンが大好物という話から入りました。隣県の愛媛県のみかんから話を起こしたのです。そして食料は枯渇しているが、「ウラン」は実に豊富な量を埋蔵している。その他レアメタルも、その埋蔵量は半端ではないようです。
このことは、30数年ここを統治した旧日本軍がよく知っていることで、ここの共同開発が日本と朝鮮半島の2国を仲良くする施策だとピョン氏は力説します。要するに北朝鮮は開発して、金貨や食料に替える術を持たないので、そこに力を貸すことが日本や韓国の国益に繋がるという自説の展開です。国際情勢は、立場を変えてみるとよく分かると言います。
日本では太平洋から太陽が昇るが、韓国では日本海から太陽が現れる。これだけでも太陽の見方は随分違うのです。また韓国人は憧れの日本へ来て「タクアン」を好んで食べます。しかし、うどんやそばにはタクアンはついていません。おにぎりにしかタクアンはついていないのです。それでもたった二切れだけです。
韓国では、「ビビンバ」を食べても「焼き肉」を食べても「キムチ」が必ずつきます。それもおかわり自由の大盛りです。しかしこの二切れも日本側では理由があって、一切れは人を切ることから、三切れは身を切ることから、それで二切れになっているとか。理由は聞かず、もっと出して食べさせてというのが韓国観光客の本音だそうです。なんだー。
竹島問題にしても、冗談で韓国人は、「竹」が一本もないのにどうして竹島かという。日本人は「独島(韓国読みでトット)」を実質支配している韓国軍に、とっとと帰れと言う。これにしても、この島の呼び方、日本海の呼び方を両国が合意できる新しい呼び方にしてはどうかと提案しています。日本海→Sea of JapanからSea of peaceと。
そして過去に日本軍が1930年代に計画した、佐賀県呼子町から海底トンネルを使って朝鮮半島へあがり、シベリア鉄道を使って、ヨーロッパのアムステルダムまで鉄道の旅をすることを今韓国が提案していて、途中北朝鮮を通過する。ここでも平和合意が必要になる。リニアモーターカーなら、福岡駅から、平壌まで1時間で到着します。
このような例を挙げて、ピョン・シンイル氏は、視点を変えて我々に示唆していました。大変興味深い話でした。予定の90分を少し回り、懇親会の開会が待ちきれません。残念ながらこれを遠慮して、急ぎロイヤルパークホテルへ急ぎます。