11月中部北陸地区塾長例会は名古屋でした







盛和塾塾長例会に参加しました。今回は香川塾から8名の塾生が参加しました。うち6名が往路一緒です。この道中でも、「社員が言うことを聞いてくれない」というN氏の話で盛り上がります。あなたの行動を、その社員さんは鏡のように反映していますよと言うのが塾生の結論ですが、N氏は納得しません。
こと左様に、人は他人のすることは原因と結果が分かりますが、自らが行うことは見えません。そのために盛和塾生は、時間と費用を掛けて稲盛和夫塾長の生話を聞きに行くのです。
今日の話しは、「新ネタ」でした。稲盛和夫塾長は、経営の12ヶ条や京セラフィロソフィーなどを題材にして、ほとんど同じことを繰り返し話されます。問題はその時の聞き側の、受け入れ態勢です。素直に聞く耳を持っている時は、盛夏の夕立が岩にしみ込むように、塾長の話は腹の中に落ちます。しかし残念なことに、そんな受け側の状態で、毎回同じとはならないところが、人生の妙であります。
しかし今晩の話しは、私にとっては新ネタでした。「人生は運命的な人との出会いで決定づけられる」という長い題で、塾長は話し始めました。自らが生きてきた過程で出会った恩人との話でした。
自らの生い立ちで、お世話になった幼少期の先生ら、その先生のお陰で社会人となり、その後もご指導助言を頂き、もしかしたらパキスタンへ行って今の稲盛和夫塾長はなかったかもしれない話しなど、人生の岐路というか線路のポイントのような場面で、塾長は人との出会いに恵まれたようです。
しかし最大の功労は、塾長の「素直さ」だと思います。そうは言うけど・・・というセリフをわれわれ凡人は前置詞として使ってしまいます。相談した時の、また幼少の頃の先生の言動は、和夫少年を今へと導くまさに道しるべでした。
そのようなラッキー(神の啓示)を、稲盛和夫塾長はすべて受け入れて、今があるようです。今日の話しには出ませんでしたが、稲盛和夫塾長は松下幸之助さんとの出会いをよく話題にされます。
「ダム式経営をするにはどうすればいいのですか」という聴衆の質問に幸之助さんは暫く考えた後で、「それはそう思もわないけませんな」と言ったという有名な話しです。聴衆の大多数はその回答に失笑で答え、稲盛和夫塾長は「そうか」と思ったそうです。
ところで名古屋塾生からの経営問答で塾長は、「自動車部品を作っているのですが、2,400万円の初めての赤字決算になりました。社員は盛和塾へ行っている場合ではないと責めるので、今日を最後にしようと思うのですが」という質問に、珍しく声を荒げて否定し、「君の盛和塾での学びはその程度の質でしたか。もう一度原点から学び直しなさいと」質問者を激励していました。こんなに激しい稲盛和夫塾長は、3年間で初めてでした。
わが社でも数日前に、「盛和塾を辞めて1円でも稼いで下さい」と言われましたが、私は稲盛和夫塾長に言われても辞める気は全くありませんが、同じことを言われて悩む塾生さんもいるのですね。
また余興の「敦盛(あつもり)・辛若舞」の舞と、特に笛の強さに感動しました。その後の村田忠嗣さんの挨拶もよかったですね。結成間もない頃の話しと断りながら、塾長が塾生との経営問答で、塾生の状況を聞いて塾長が暫く絶句されて、目が真っ赤だったと紹介されていました。
経営でお悩みの社長のみなさん、盛和塾への入会をお薦めします。