第2614回

宮脇書店の矜持と三越高松店の杞憂

地元宮脇書店(高松市)が民事再生法手続き中の九州最大の書店チェーン明林堂書店(別府市)の支援に乗り出すことが正式に発表されました。

九州最大手の書店を宮脇書店(宮脇範次社長59歳)が支援するのですが、今ある既存店78店舗のうち、不採算店を整理して50~55店舗に集約するようですが、縮小は最小限に抑える予定と言われています。

一方「三越」ですが、先に「三越伊勢丹ホールディング」が、全国の「三越」を独立採算の会社として独立させると発表されたばかりです。

さらに27日には、09年度内に退職優遇制度を活用して大幅人員削減を発表しました。10年以上勤務した40歳以上、59歳以下の正社員を対象に数は発表されていませんが、過去の削減例から500人程度の規模になるのではないでしょうか。

高松にも三越があり、われわれ世代以上はデパートと言えば三越です。万一この三越がなくなると、高松の市場経済は大混乱に陥ります。昨今は穴吹工務店も元気を出せと全国的に応援されていますが、老舗の三越がなくなることはないとは信じていますが、心配なことです。

高松は通販の売上が大きかったことから、大型のショッピングセンターが目白押しです。高松周辺の店は平日でも来店客がいますが、大きく(遠く)郊外店になると、平日は閑散としています。しかしこの大型ショッピングセンターが、デパートの売上げを押し下げているのは事実です。

飲食店も雨後の竹の子のように、スクラップ&ビルドが続いていますが、「王将」のように目線を変えて経営をしないと上手くいかないと思います。作れば成功という図式は、もう過去の話になっています。

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