4月度不動産実務研修ゼミ開講

14年前から開講している不動産実務研修ゼミは、「迷える新人に知恵と収入を」というキャッチでやっています。途中でやめたり、またやり始めたり、予定がつかなくて急きょ中止になったり、いろいろのでこぼこを経験しています。
今日は2日目の売買仲介編でしたが、いつものように昼から中古物件の現地調査をした後で、昨日急きょ決まった「取引(残代金の精算と物件の引渡・所有権移転登記申請手続き等をする日)」のため、当事者の了解を得て、「取引現場」に立ち会えることになりました。社内でのことでしたから、銀行などの限られた大きさでなかったことも出来た大きな要件です。
この「取引現場」に立ち会うというのはゼミの中でも初めてです。これは中野文夫さんの発案で、若いだけに実に柔軟な発想をしています。初めてでしたが、貴重な経験を受講生は出来たと思います。「取引現場」は、何とも言われぬ緊張感が漂います。
ところで先の物件調査は、この実務研修ゼミで一番力を入れているところです。調査書が完成して、次の「重要事項説明書」や「契約書」へ転記がはじまります。調査書のおよそ6割が法定書面に反映されます。従って、この調査書への調査結果記入が、もっと言うなら聞き取り調査が大切なことなのです。
勿論聞き取り調査の中身は、開発申請書類や位置指定道路の水道敷設のコピーだったりします。出来る限り書面で、調査結果の成果物としています。
面白い話しですが、本日の有料受講生は西の方から来ています。近くに「有料研修」をしているところがあります。「お近くの業者さんは配慮下さい」と言われたそうです。
いろいろな状況で、それぞれの判断があると思いますが、わが社は新人業者を商売仲間と捉えて、2㎞の営業エリア内からも受講生を受けています。これだけが選択肢とは思いませんが、これも一つの考え方かと思います。