第2292回

高松大学経営学部3年生特別講義実践社長学

本日地元高松大学で、就活をはじめた学生に、思うところを聞いてもらいました。その原稿を掲載します。

「人は何のために生きるのか」(The Meaning of life)

1500億円の利益を産み出す稲盛和夫に学ぶ

平成20年10月10日(金)

松野不動産株式会社

代表取締役 松野誠寛

www.0011.co.jp

この話は、1 OCT 2008 New York Society For ETHICAL CULTUREで稲盛和夫盛和塾塾長がニューヨーカーを相手に「市民フォーラム」で熱く語ったものをまとめたものです。まとめた内容は松野誠寛の責任です

稲盛和夫塾長のプロフィール

1932年、鹿児島市に生まれる。

1955年 鹿児島大学工学部を卒業後、

京都の碍子メーカーである松風工業に就職。

1959年4月、知人より出資を得て、資本金300万円で京都セラミツク株

式会社(現京セラ)を設立し、社長、 会長を経て、1997年から名誉会長を務める。

また1984年、電気通信事業の自由化に即応し、第二電電企画株式会社を設立し会長に就任。2000年10月DDI(第二電電)、KDD、IDOの合併によりKDDI株式会社を設立し、名誉会長に就任。2001年6月より最高顧問となる。

一方、1984年には私財を投じ稲盛財団を設立し、理事長に就任。同時に国際賞「京都賞」を創設し、毎年11月に人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している。

他にもボランティアで、全58塾(海外6塾)、4,500人余の若い経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として経営者の育成に心血を注ぐ。(2008.4.1現在)

公職としては京都商工会議所名誉会頭、スウェーデン王立科学技術アカデミー海外特別会員、ワシントン・カーネギー協会名誉理事、全米工学アカデミー海外会員等を務める。

また1997年には臨済宗妙心寺派円福寺にて得度を受け、各地で托鉢・辻説法も行っている。(稲盛和夫HPより)

経営していくことは苦しくて毎日毎日考えていました。

人生とは運命というものに翻弄されながら、

良いことを思い良いことをする因果の法則があります。

運命を縦糸に、因果の法則を横糸に、人生はあざなえるのです。

運命は変えられるのです。

因果の法則が人生に備わっています。

人は運命の命ずるままに生きています。

良いことを思い、良いことをすると良い結果が必ず表れる。

少しでも良いことを思い少しでも良いことを実行する。

良いことをしても、良い結果がすぐには表れない。

時間が掛かるから、良いことの結果が信じ切れない。

私はよい想念を抱く時、すべてがうまくいきました。

試練に対するその人の対応で、人生が変わると思います。

「災難」と「幸運」の両方が、試練なのです。

どんな試練でも、感謝の気持ちで切り抜けました。

ひたすら明るく元気に生きてきました。

私も、幼年期は不運でした。

大学でも、「やくざ」にでもなろうと考えたほどでした。

京都の碍子を作っている会社へ、教授のコネで入社しました。

初月から給料の遅配で、同時に入社した4名が秋までには全員辞めた。

私は逃げるところもなく、ファインセラミックの研究をするしかなかった。

鍋釜を研究室に持ち込み、研究に没頭しました

するとやがて、結果が出始めました。

会社の業績が上がり、会社から褒められる。

よい方へ、好転しはじめたのです。

すなおに思えるようになったら、運命が好転したのです

京セラは、1兆3千億円の売上で1500億円の利益。

24年前に作ったKDDIは3兆6千万円の売上で、4千億円の利益を上げています。

出来るはずのない結果は、因果の法則によって達成できたのです。

常に明るく前向きに生きる。

傲慢になった経営者は、幸運が長く続くことはなく没落していきました。

幸運の時、災難の時にどう考えてどう行動するのか。

考え方によって人生は変わるのです。

死を迎えるのは、単なる肉体の死であって魂の死ではない。

魂は永遠に生き続けます。

魂を磨いて美しく生きることが、人生の目的です。

人間性を豊にする、やさしい心、思いやりをもった心。

人間は真善美を求める。

愛と誠と調和に満ちた人生。

輪廻転生するため為に、持って生まれた魂を磨きやがて死んでいく。

「心を高め経営を伸ばす」

人生とは、魂を磨き少しでもまともな人間になって死んでいくこと。

魂を磨くのに、もう一つ大切なことがあります。

一生懸命、一心不乱に必死で働くのです。

一生懸命働いていると、迷うことなくそう苦しいこともありませんでした。

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