パネルディスカッション2009採用・就職活動を振り返ってby全就研セミナー2日目


男女雇用機会均等法施行から20年、国際統計では女性の就業率は男性より20%も低いのが現状だそうです。まだまだ職場は、男尊女卑と言わざるを得ない状況です。
正式な就活は、倫理憲章の定める通り、新年度の4月からという建前になっていますが、実体は前年度3年生の10月からと言われています。ならば既に完了したかと言えば、「日本アイ・ビー・エム」でも今年はまだ完了はしていないという報告です。
ナレッジの面白い話しとして、「日本アイ・ビー・エム」は時差の関係もあり、自宅からインターネットを使って仕事をしている人もいるそうです。働く時間ではなくて、まさにその結果の追求ですね。給料関係は中国の大連のチームが担当していますし、経費支払い関係はクアラルンプールのチームが担当しているそうです。流石に、総合職・一般職という区別は微塵もありません。
大学側の代表として「立教大学(男女の卒業比率で女子が53%を超えた)」では、内定を貰ったけれど、早期化のために授業の開催がままならず、無事卒業できるか不安だと率直に吐露しています。キャリア教育の第一歩は、自分が学んでいることの意義を知ることにはじまります。自分の未熟さを知ることから、キャリア教育が始まるというのです。
「広島工業大学」は①内定率の向上②内定先の質の向上③早期離職率の低減を掲げて、7年間計画(在学4年間とその後3年間)を掲げて取り組んでいます。田舎の工業系大学の就職の一端を垣間見た思いです。就職担当者とのホットラインを常につないでおきたいと本音もありました。
「毎日コニュニケーションズ」からは、学生のプレエントリーが3年生の6月、企業情報の提供が同10月からが現状であり、これ以上の前倒しは考えていないとのご挨拶でした。「超売り手市場」と言われる昨今の就活は、内々定を多く貰う学生と、今でも全く貰えていない学生に大別されているようです。また文系男子の採用率を、女子が追い抜いてしまったのが昨年のデーターです。毎ナビの現在の入社率は、女子6割男子4割となっています。女子学生が、自覚もリサーチもよくされていて、前向きです。
日興コーディアル証券も内定書は10月からしか出せないので、これに従っているのですが、内々定を貰った学生からは不安だという相談の電話が多く掛かってくるそうです。アメリカのCITYグループの傘下に入ったので、日本流とアメリカ流の狭間がまだある時期です。能力・熱意・好感度が採用のポイントだそうです。
全国756私立大学の生き残りを言われて久しいのですが、出口(就職)の善し悪しが、入口(入学)の増減を左右する時代です。
この2日間で学んだことは、当たり前を当たり前にしないと、日本の明日はないという現実を知ったことです。2002年からのゆとり教育は間違っています。国際的規模での学力低下、青田刈りでの授業崩壊、現場からは「当たり前の学士」を送ってくれとまで言われる教育現場。
私は徴兵制度の導入が、学生と社会人の間で機能すれば、早期退社は激減すると思います。その会社が会わないというのではなくて、社会人としての生活が出来ないのです。まずこれから、当たり前を当たり前にしませんか。