ウナギ産地偽装で一斉捜索高松など24ヶ所
徳島県を拠点とする水産物輸入販売会社「魚秀」(大阪市)と、マルハニチロホールディングス子会社「神港魚類」(神戸市)による、中国産ウナギの産地偽造で、香川を含む7都府県の24ヶ所が一斉捜索の対象となりました。
早いというか、広範囲というか、事前に明日一斉捜索とかいう情報が巷に飛び交っています。高松市内でも、関与した会社はどこか、その倉庫はどこの倉庫だろうかと、ひそひそ話が聞こえてきました。
そのようななか、3日香川県内では、魚秀の非常勤役員から偽装工作を依頼されたとされている元役員(43)が勤めていた水産物加工会社「大洋水産」や同市香川町の元役員の自宅、中国産から国産への箱の詰め替えの舞台となった同市勅使町の運送会社「シコクセイカ高速」の3ヶ所が捜索の対象となりました。
ここまでは各紙の全国ニュースですが、地元の四国新聞は一歩踏み込んで、大洋水産の社長で、地元大手スーパー「マルナカ」の中山芳彦社長に一問一答の取材をしています。
元役員は仕事が出来そうだったので採用し、信頼していた。5月末に会った時には普段通りの様子だったが、それ以降は連絡も取れず、会っていない。退職も「迷惑を掛けてはいけないから」と本人が話したと聞いている。詰め替え作業の報酬と言われる1億円についても会社としてはまったく関知していない。
中山芳彦社長はこのように話しています。
中国産だと余って、廃棄するにもお金がかかります。国産であれば、飛ぶように売れる(賞味期限の改ざんや禁止抗菌剤の使用は論外)のですね。誰が首謀者か分からない複雑な構図ですが、食の安全は危機管理の中でも「高」です。疑いがささやかれない、安全安心な食の提供をお願いします。
消費者も価格の安いのに飛びつくからこういう目に遭うのだと言われそうですが、ガソリンなど物価上昇が始まっている昨今、安いから仕方がないという論法は、厳に謹んで貰いたいものです。高いのであればこれこれの理由から、安いのはこれこれの理由からですと、少なくてもその要因を正しく表示して貰いたいものです。そうしたスーパーが、高松には現に存在するのですから。
不景気の物価上昇は、暴動に繋がります。