高松港への大型クルーズ船寄港過去最多?25年の見通し

香川県は5日、クルーズ船の高松港への寄港回数が2025年の岸壁予約で28回となり、過去最多を更新する見通しを明らかにした。これまでは、新型コロナウィルスの感染拡大前の19年の25回が最多だった。高松港サンポートの5万トン級岸壁を延伸し、11万トン級まで対応可能にする計画も進められており、県は引き続きクルーズ船社や旅行代理店などへの誘致を強める。
クルーズ船の定義ははっきりしていないようですが、クルーズ船は、海上旅行を目的とした大型客船で、主な目的は、乗客にリラックスした快適な旅を提供するとあります。ホテルを転々とすることもなく、重い荷物の持ち運びもいらない。豪華な設備やアメニティ、エンターテイメント、食事などが充実しており、乗客は船内で楽しみながら、さまざまな観光地を巡ることができます。私も今から12年前に、ここから飛鳥Ⅱに乗船し瀬戸内海から韓国チェジュ島を回ったことがあります。
その頃はアルコールも多量に飲んでいたので、実に楽しい数日でした。ダンスなどが趣味の人は、もっと楽しい船内イベントを楽しめます。船内は、楽しんだもの勝ち、映画やコンサート、カードゲームも遅くまで続くようです。歌あり踊り在り、楽しんでいたら次の観光地に到着し、希望者だけですが観光や買い物も楽しめます。しかし残念なことに、寄港地はどこも僻地でした。
下船したら大型バスが待ち構えていますから、団体組は問題ありませんが、少人数で単独行動をとる人は、タクシーもなかなかつかまらないような港がほとんどでした。高松港サンポート地区のような施設があるところは、その頃は皆無でした。高松港ならクルー(従業員)も歩いて、栗林公園あたりまで出かけて買い物も十分出来ると喜んでいました。
今ならJR高松駅前に商業施設『オルネ』も完成しており、『あなぶきアリーナ香川』を使ったローカル芸能披露イベントも喜ばれるかも知れない。例えば徳島の阿波踊り、高知のよさこい、香川なら滝宮の風流踊りなど、考えれば喜ばれそうな企画は目白押しだ。勿論高松まつりの花火には、今まで通り飛鳥Ⅱが接岸するのもよい。高齢化社会の世界旅行では、飛行機にかわりクルーズ船という選択もありだ。
新聞報道によると、瀬戸内海の多島美や栗林公園、屋島、こんぴら宮、小豆島、直島といった既存の観光資源に加え、欧米で人気がある盆栽を職人の解説や体験で学べるツアーなど付加価値の高い体験コンテンツにも注力するようだ。いずれにしても他港にないような特色をどれだけ出すかに、成否はかかっているし、生涯を通じた思い出が誕生するかも知れない。
県は25年以降の誘致に向け、今年4月には米国での世界最大のクルーズ見本市へブースを出店するなど国内外の商談会に参加した。25年には現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』や大阪・関西万博が予定されていることもあり、岸壁予約数は初寄港8隻を含め、計28回に上っている。11万トン級まで対応出来る岸壁の整備が待たれる。面白くなってきた、『THE高松』です。こうご期待。