第1887回

日本人の恥の文化は完全に瓦解

一昨年世間を騒がせた、「姉歯秀次元一級建築士」のせいで、今建築業界は大変な混乱期に突入しています。

今年6月20日・改正建築基準法が施行され、徳島県でも高松市でも、鉄筋コンクリート造の大規模建築物は、その後一件も確認が降りていません。強度計算がいらない「木造建築物」にしても、1ヶ月は掛かるようです。

検査機関の審査が慎重になったわけですが、日本人の常識では、命に関わる「強度」を偽造するということは、「恥の文化」をことさら重んずる日本人には、これまで絶対になかったことです。

確認が慎重になって、安全が確保されればいいと言う考えもあるでしょうが、私は慚愧に堪えません。

少し前になりますが、「給食費」や「保育料」を払わない親の存在。自分が食べなくても子供には食事を与えたという話は、古今東西当然の話としてまかり通っています。それを払わない親は、私は「ずるい」と思います。世間が何とかしてくれると考えているのでしょうか。世間ももうそんなに、ずるい奴の面倒を見るほど豊かではありません。

前九州厚生局長・松嶋賢(59・24日付で退職)氏は、社会福祉法人から現金数百万から高級車の供応をうけたことを認めている。福祉法人は国の補助金を少なくとも12億円うけている。その窓口が、「いとこ」の夫・松嶋賢だと言うから、退職はしたと言っても現職時代のこと、捨て置いたのでは世間が許しません。

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