第1819回

雨中行軍16㎞は大日寺と国分寺巡礼

香川県下は給水制限が続いていますが、いつもは晴天を願う四国巡礼の日ですが、今日ばかりは雨でも致し方ないと覚悟を決めて、比較的短距離の16㎞に挑戦です。

高知県へ来て分かりました。川に水がありません。この時期に山の中を流れる川の水量があれでは、高知県早明浦ダムに水がないのも納得です。要するに「雨」が少ないのですね。ダムへの流水が少ないもので、当然ダムは悲鳴を上げています。

ところで遍路は、このところはひたすら歩くのみでお寺の参拝がありませんでしたが、今日は28番札所大日寺と29番札所国分寺の2ヶ寺を参拝しました。お経も久しぶりで、なかなか自分のペースが掴めず、悪戦苦闘でした。

おかしなもので、久しぶりだからゆっくり読みましょうとやると、何だか揃わないのです。太子堂では、先達がいつものペースに戻しました。すると不思議に合ってくるのですね。物事は出来ないところに合わせるのではなく、当然出来るべきと思われる水準か更に上に目標を置くべきだと思いました。

遍路は歩くことと参拝することと、そしてもう一つ街を見る楽しみがあると思います。歩きでなければとても巡り会わない「まち」も、その中にあります。

高知県香南市赤岡町は、まちの広さ1.64平方キロで東西2㎞足らずで、日本一小さな町ですが、「どろめ祭り」や「絵金祭り」で全国的にも有名です。

今回は「絵金」を見てきました。絵師・金蔵の描いた絵がここに23枚あります。絵金はもと土佐藩家老桐間家の御用を勤める狩野派の絵師でした。贋作事件に巻き込まれ、城下追放となり、叔母を頼りこの赤岡の町に定住し、酒蔵をアトリエに絵を描きました。

また「あじさい街道」にも遭遇しました。車と違ってちょっと迂回というわけにはいかず、道中で見えるものしか見ることが出来ません。

本日は生憎の終日小雨で古傷の右膝が痛みましたが、どうにか目標の16㎞踏破と2ヶ寺の参拝が出来ました。

一粒の米にも万人の労苦をおもい、一滴の水にも天地のご恩徳を感謝しありがたく頂きます。食前の言葉をやっと覚えました。

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