愛国心・忠誠心・親孝行で思うこと
朝、搭乗前にある組織の事務局長から電話を貰いました。来月私が担当する予定になっていた分科会室長の卓上に、日章旗(たばこ程度の大きさ)を「お守り」として置きたいというお願いにNOという回答の電話でした。もちろん実行委員長のお考えです。
全国から1,600名の経営者が集まる総会の席に、国旗を掲げ国歌を斉唱したいと希望していたのもNOでした。これは2月頃の話しです。全国協議会という上部組織が主催だから、香川の会員の意見は取り上げられないという回答でした。会員の中に、国旗の掲揚に賛否があるから、争いを避けるという執行部のお考えのようです。
これまでの全国大会の際も、国旗の掲揚、国歌の斉唱はありませんでした。発足の過程で、それを拒んだという経緯は、過ぎたことだからいいでしょう。しかし、発足から50年、今あらたな50年へ向けて「変わらなければ」と総会資料の至るところに記載されています。それならまずプロトコル(式次第)から、見えるところから変わらなければ、会員には見えません。
私は経営者として、国を愛して、国に畏敬の念を抱いて、しっかりと働いて納税するのが優れた経営者だと思っています。日本の市県民税が高い(本当に高くなっています。収奪です。このことは別の機会にまた書きます。)からと言って、国外に籍を移して、節税するのは悪いことだと思います。死ぬまで移住するというのなら、それはそれでいいでしょう。悪いというのは、日本での納税を回避して行ったり来たりする日本人です。
私は、また国がやっていることがすべて正しいから国を愛せとは言っていません。とくに年金問題の「社保庁」はひどいですね。退職者(現役時の働きが悪い)全員が出てきて、見直すべきです。アルバイトに50億円の人件費など、とんでもないことです。いろいろありますが、良いも悪いもないのです。自分の国だから愛するのです。愛は見えません、だから象徴として国旗を崇めるのです。
飛躍する話しですが、私の愚息も親を尊敬していません。親の立場としては、子供に尊敬されるように、「誰にも負けない努力」をすることは勿論ですが、子供は例えそれがわが身を捨てた親であっても、自分の理想像からかけ離れた親であっても尊敬すべきです。それは親を尊敬することが正しいことだからです。この親は尊敬に値して、あの親は尊敬しなくて良いという区別はありません。この世に人間として誕生したのは両親のおかげです。すべからく、親を尊敬するのが正しいことです。
また会社を良くするのは、社長が正しいことをガラ張りで行い、この方向へ一緒に行こうなとベクトルを合わせ、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の発展に貢献することです。一方、従業員は社長を尊敬し、その方針を信じて、これまた誰にも負けない努力をするのです。社長の中身をとやかく言わず、社長だから尊敬するのです。文句ばかりを言っていても、物心両面の幸福は得られません。
正しいことをする。私は、稲盛和夫塾長の言われる、「動機善なりや、私心なかりしか」をメルクマールにしています。