第1727回

長い道も土佐修行の道場入り、室戸岬の「最御崎寺」

2日目です。夜半も雨が降っていました。昨日は濡れ鼠になって、本当に辛い土佐修行の初日になってしまいました。本日はせめて合羽が要らない天候を、お大師様にお願いして聴いて頂きたいものです。

山の夜は早いですね。スキーへ行って食事の後も早いのですが、どっちもどっちです。濡れた身体に大変有り難い風呂に入って、19時から食事でしたが、21時過ぎには一人かけ二人かけと、会話に参加する数が減って、半には珍しく私が消灯しました。いるんですね私より眠りの早い人が。良い顔して寝ていました。

曇天と言う希望もむなしく、出発の7:20分から雨です。もう諦めました。仕舞った合羽を取り出して、身にまといました。今日も終日雨のようです。ところで本日2日目のスタートは、6寺からのお経でした。

確か「島田信弘」と書いてあったと記憶してますが、若い住職さんの説教が読経の後にありました、またご詠歌も唱えて下さいました。住職のご母堂様でしょうか。宿坊の受付から、食堂の配膳、見送りまでこなしていました。

本日は、昨日バスで回収した時点まで後退します。「歩き遍路」ですから、全行程を踏破するのです。心の中に「矛盾」を感じながら、「おいおいもうこの辺で良いよ、ここをまた歩くんだから」と心で叫びながら、バスの停止するのを待つしかなす事がありません。

弘法大師はお名前を、「空海」から替えられたのですが、その「空海」(幼名はまおう)を思いつかれたのが、ここ「御厨人窟(みくらどう)」での修行の後でした。

ここは本当に弘法大師が来て、「修行」をされた刹那です。

歩きながらの話題を二点。一つは瀬戸内海ではさほど強く意識しなかった、「海洋発電」です。いやーこの太平洋の波を見ていたら、このエネルギーを持ってすれば、実用発電も十分勝算があるように思いました。

もう一つは、「室戸高校」の甲子園初勝利です。地元から1,500人、バス40数台の大応援団で応援しました。その甲斐あって、2対1で兵庫の強豪「報徳学院」から初勝利をもぎ取ったのです。道中ですれ違う老若男女に「おめでとう」を伝えました。大変喜んでいました。本当に地元の「おらが学校」を感じました。

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