第1714回

再びREITの話題を二題

三菱商事は、1000億円規模で「病院ファンド」を設立するようです。まずは不良債権の処理が進んでいない金融機関から、病院向け貸付債権等の買取を始めます。昨今は、病院も債務超過に陥る時代です。

最近では1階から5階まで、すべて診療所というオフィースビルも高松市内にお目見えしています。「医療施設」も、箱物は賃貸でとか、高額になる機材の負担を軽減する意味でも、工夫が進んでいるようです。「歯科医院地域一番実践プロジェクト」岩渕龍正著などは、大変参考になる本でした。

話しは三菱商事に戻りますが、ファンドで資金を集めて、そして病棟や介護施設の建物も購入し、売却元の病院等にリースバックします。そしてこれら物件を組み込んでのREIT組成も、出口戦略として効果的です。

アメリカには刑務所REITがあります。

「刑務所」という事業用不動産を所有し、政府から囚人1人当たり$○○料金を取って運営します。アメリカの刑務所はどこでも超満員の大人気で、空室の心配もありません。

とくに不況期には犯罪が増え、収益向上する魅力のある投資先だそうです。全米で数十ヶ所の刑務所が、そのままREITになったようです。日本でも、今すぐは考えられないかもしれませんが、夕張市ほどになれば、これもありかなと考えてしまいます。

電話で相談 メールで相談