米国の対中制裁ついに大学にも拡大
米中のハイテク覇権争いが新たな局面に入り、中国の大学関係者等が困惑している。米商務省が5月に発表した、事実上の禁輸措置対象のエンティティリスト(EL)の対象が、中国の大学まで広がったからだ。ETとは、外交政策上、安全保障上の理由でアメリカにとって貿易取引するには好ましくないと判断された、団体・個人が登録されたリストであります。
ELに登録された大学では、学生らが日常的に使う米国製の数値解析ソフトなどが利用できなくなったり、米国の提携校との交流が停止したりするなど影響が出ている。すでに企業は、HUAWEI(中国製)を筆頭に多くが登録されているが、それが大学にまで拡大している状況が報道され始めたことになる。
ELに追加された大学は、中国の理系の名門、ハルビン工業大学(HIT)とハルピン工程大学の2校。HITでは6月上旬、学生が研究活動や実験室で日常的に使っている米ソフト会社マスワークスの数…






