会長日記

第6168回

琴電のレトロ電車いよいよ引退へ

私も週3回程度利用する琴電、金曜日の最終便は24時出発。これだと2次会3次会へも参加できる。ただし金曜日だけで、平日は23時半が最終便として運行されている。多くの市民は、讃岐路には公共交通網がないと言うが、琴電は市民の足として大活躍している。乗らない者が、文句を言っても始まらないと思う。

その琴電の車両だが、大都会で現役を引退したものが、多く再利用されている。最近は、京急電鉄のラッピングのままの車両が、ひときわ目に付く。大正、昭和、平成、そして令和と讃岐路を駆け抜けた「高松琴平電気鉄道」(琴電・高松市)のレトロ電車4両の内3両(1両は災害時の対応として残す)が、20年と21年のゴールデンウィーク後に引退すると発表された。

私の住む仏生山町に、琴電の仏生山工場があり、年に数回の「電車まつり」をしている。日常的に車両を撮影する鉄道ファンも、多い。母親と電車を見に来るちびっ子もいる。私は車両…

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第6167回

沖縄返還から47年もう半世紀前になるが基地問題なお未解決

昭和47年(1972)5月15日が、沖縄返還記念日です。あれから47年、私が大学2年生の時でした。当時沖縄から東京へ来ていた女学生、私のクラスにいたのですが、パスポートを持っていました。彼女が入学した昭和46年、沖縄はアメリカ合衆国の統治下にありました。

その前の昭和33年(1958年)8月31日、戦後初の沖縄代表として夏の甲子園大会に出場した首里高校が、地元に帰った瞬間に「甲子園の土」は没収、海に捨てられるというニュースが大きく報道されました。何という「愚かな」行為かと、その映像を見て思いました。

第2次世界大戦後、米国の統治下にあった沖縄の祖国復帰は、日本人の長年の悲願でした。「核抜き本土並み」を掲げて、日本は米国と粘り強く交渉し、密約を結びながらも、祖国復帰を果たしたのです。佐藤栄作首相が現職首相として戦後初めて沖縄を訪問し、「沖縄が祖国復帰しない限り、戦後は終わらない」と話した…

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第6166回

EC市場ネットで購入スマートフォン(スマホ)4割

経済産業省は16日、2018年の日本の電子商取引(EC)市場が、前年比8.9%増の17兆9845億円になったと発表した。物販の分野では、スマートフォン(スマホ)経由の取引が、約4割にのぼり、衣料や服飾雑貨は5割超がパソコンではなく、スマホで購入している。私のような、必ずパソコンから購入するという人は、前世紀の人間と言われそうだ。

また個人間で商品を売買するフリマアプリの取扱高は、6千億円を突破。ただし本来これにかかる消費税、480億円は課税されない。日本国としては、決して喜べない現象だが、非課税業者に納税の義務はない。フリマアプリの利用者は、ほとんどが個人。そんなスマホ起点の消費が急速に広がっている。

物販でのスマホ経由の消費額は、3兆6552億円と前年から21.4%増えた。物販に占めるスマホ経由の割合は39.3%で、調査を始めた15年に比べて約12ポイント伸びた。18年でスマホの比率…

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第6165回

米中のジレンマMay2019

米中の関係が、危険水域まで近づいているように思う。日本も対岸の火事のように、のんきに構えていては大やけどを負いそうだ。かといって、日本側に打つ手がある訳でもない。日米会談で、安倍晋三首相がトランプ大統領にもの申す立場でもないし、言う台詞も思いつかない。それだけに、どちらが悪いと断言できる関係でもない。だからジレンマなのだ。

トランプ大統領は10日、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)分に課す制裁関税を、10%から25%に引き上げるという衝撃的な決定を発表した。グローバル主義は、米国を犠牲にして中国の台頭を招き、米国の覇権国としての地位と繁栄を損ねてきたという不満がある。米国はトランプ大統領の言う、「アメリカ・ファースト(アメリカが一番)」でなければならない。

一方中国の習近平国家主席からすると、問題は現在の世界秩序が、米国に政治的・戦略的に支配されていることだ。われわれ日本人と…

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第6164回

公明党同日選挙観測を警戒2019

話題に四苦八苦しているマスコミ各社を中心として、夏の参議院選挙に衆議院の解散総選挙をぶつけるかも知れないとの憶測が、あちこちで囁かれている。政治の素人の私でさえ、今年の猛暑が予想されている中、同時選挙はあり得ないと考えています。それを、組織を上げて阻止しようとしているのが、与党の公明党だろうと思います。

4月末、財務大臣の麻生太郎氏が首相に、同日選を促しているとの見方が与党内に広がり、警戒が強まった。これをうけて、公明党が夏の衆参同時選挙への警戒を強めている。2つの大型選挙になれば、支持母体、創価学会の組織力が分散して不利に働くと見るから。1980年の同日選挙で、惨敗した苦い経験もある。

17年の前回選挙で公明党は6議席減らして、この夏の参議院選を党勢回復の正面場ととらえている。選挙区7人、比例代表6人の第一次公認候補を決めたのは、前回選挙より4ヶ月早い昨年の7月だった。万難を排して、…

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第6163回

平成は四国に福音をもたらせた

地元四国新聞の「令和新時代へ」という特集記事に、ふと目が留まった。高速自動車道「高松道」の誕生から、懸案だった東讃の暫定2車線区間の解消が、平成最後の平成31年3月にかなった。やっと、高速自動車道の体をなしたように思います。高速自動車道の対面通行は、思い出しただけでぞっとする。

四国内の高速自動車道は、部分的に工事が進み、やがてそれがつながって今日を迎えている。まず昭和62年(1987)に、三島川之江(愛媛県)-善通寺(香川県)間が開通した。翌年の昭和最後の63年には、瀬戸大橋が開通し、バブル経済が崩壊した平成4年(1992)に、善通寺-高松西間が開通し、高松から瀬戸大橋を経由し、岡山へ行くことが出来るようになった。

今でも鮮明に覚えているが、子どもらから「おとうさん岡山のラーメン食べに行こうよ」と誘われて、「息子よ高松のステーキにしよう」と答えたことを昨日のように覚えています。この頃…

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第6162回

香り広がる上質な小麦粉を挽く木下製粉

「いま」を伝え、「未来」を育てるビジネス香川VOL264に、木下製粉社長・木下敬三さんが紹介されています。坂出市の製粉会社、木下製粉。戦後すぐの創業で、木下敬三さんは2代目、29年前に海外での仕事を捨てて木下製粉へ入社、翌年から社長に就任。先代父・虎七さんの逝去が、その理由です。

従業員35人の小さな町工場で生まれる上質な小麦粉は、「がもううどん」「日の出製麺所」「坂出山下うどん店」など人気店をはじめ、全国600社以上に納品されているようだ。木下敬三(62)さんは、小麦粉の「鮮度」を何よりも重視する。「鮮度が高いほど風味が良い。うどんを噛んだ時、一呼吸遅れて口の中に広がる小麦粉の旨みや甘み」。うどんは、コシより味だというのも共感できる。

実は前職・麺職人の頃、私も木下製粉の小麦粉を使っていた。営業の「おじいさん」がなんとも言えない味を持って、弊社のような小さな製麺所までやって来ていた。…

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第6161回

瀬戸内国際芸術祭2019GW期間中の来場客17万人新記録

実行委員会は13日、ゴールデンウィーク(GW)期間中に17万人余が、瀬戸内国際芸術祭2019の会場に足を運んだと発表した。前回の2016年の開幕後11日間と比較して、1.7倍もの観光客が訪れたことになる。好調な滑り出しとなった反面、希望する船に乗れなかったり、やはり課題も山積しているようだ。

今回で4回目となる瀬戸芸は、初めてGWと春会期を合わせ、4月26日(金)~5月6日(月)の来場者は、3月20日に開幕した前回の11日間より、約7万人ほど多かった。今年のGWは平日なしの10連休という組み合わせで、これ以上の好環境はない。従って次回の落ち込みが今から心配されるが、2019は工夫が結果をたたき出したと言えると思う。

もともと混雑が予想されていたため、前回最も混雑した秋会期終盤の31回を上回る42回の臨時便を出して対応した。各島への出発地である高松港には、県職員が案内係として待機し、積極…

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第6160回

坂出商工会議所会頭石井淑雄氏がまたまた仕掛けた

坂出市など三つの「塩のまち」による友好交流協定の調印式が12日、坂出市番の州緑町の瀬戸大橋記念館で行われたとして、四国新聞に大きく取り上げられている。仕掛け人は、坂出商工会議所の石井淑雄会頭らしい。石井淑雄会頭は、別組織ではあるが公益財団法人オイスカ四国支部の支部長として、また本部の理事として敏腕を振るった知恵者。

5月13日(月)の朝刊を読みながら、先月24日の総会で公益財団法人オイスカ四国支部の支部長を泉雅文氏(JR四国会長)に禅譲し、オイスカを離れて少しゆったりかと思いきや、どっこい彼の歩みは止まらない。坂出商工会議所(石井淑雄会頭)と徳島県鳴門市の鳴門商工会議所(中岸敏昭会頭)、愛媛県今治市のしまなみ商工会(村上友則会長)の3団体が、「さかいで塩まつり」の会場に集結した。

坂出はさぬきうどんの聖地、勿論製塩がうどん発祥に貢献している。徳島は、大塚製薬があり、塩の需要も大きい。今…

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第6159回

アメリカトランプ大統領は中国共産党を潰す気か

5月12日(日)四国新聞、伊藤洋一の「シリーズ日本力」から読んでみる。「中国を締め上げるトランプ大統領」と副題があるほど、トランプ大統領(共和党)のみならず、次期大統領選挙を見据えて、民主党候補の中にも中国共産党叩きの雰囲気が漂う。トランプ大統領は、気が狂っている訳でもなく、やり方が極端だが、共和党の昔からの方針を踏襲していると思う。

これから先の小欄で、紹介する予定の「裏切られた自由(ハーバート・フーバー)」には、アメリカ合衆国第31代大統領のフーバー(共和党)が、戦後50年の禁を破って発刊した大統領辞任後、第2次世界大戦中のアメリカ大統領はフランクリン・ルーズベルト大統領時代の歴史が多く綴られているのだが、いずれにしてもアメリカは、共産主義が大嫌いのようだ。特に共和党は、それを党是にしている。何もトランプ大統領が、特異な存在ではない。

米中の貿易戦争は、中国からの輸入品に25%の関…

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