会長日記

第6352回

相続財産の査定評価基準の「路線価」否定判決に波紋

8月末の東京地裁が出した、「路線価に基づく相続財産の評価は不適切」とした判決に、波紋が広がっている。国税庁は、路線価などを相続税の算定基準としているが、中古マンション評価に於いて、「路線価の約4倍」とした、国税当局の鑑定評価を裁判所が認めたから。路線価は、取引価格(時価)の8割程度に設定されているため、節税対策としてマンションを購入する人もいる。

あくまでも一般論ですが、1億円の現預金の評価額は1億円、ところが1億円でマンションを購入したら、その評価額は5~6千万円になります。これが節税のカラクリです。またタワーマンションでは、高層階と低層階の販売価格が、上ほど高く、当然中古マンションになってもこの傾向は同じですが、固定資産税の評価は全戸ほぼ同額というのも、節税のポイントです。

裁判所が路線価に基づく相続財産の評価を「不適切」としたのは、2012年6月に94歳で亡くなった男性が購入して…

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第6351回

岩谷産業カセットコンロ発売50年

少し前の新聞記事ですが、岩谷産業が日本で初めてカセットコンロを発売してから、今年の12月で50周年を迎えるという。へえーそんなになるのかと感心し、記事を読んでみました。50年前と言えば昭和44年、東名高速道路が全線開通した年であります。東京オリンピックが終わって、日本が高度経済成長に突き進む、丁度その頃であります。

食卓で、ガスホースを気にせずに鍋料理が食べられる手軽さが支持を得て、今では本格的な焼き肉やたこ焼きを楽しめる専用コンロも登場。近年はアウトドア向けにも進化を続け、災害時にも多いに役立つと注目が集まっています。国内市場だけでなく、東南アジアなど海外にも販路を拡大し、2018年度には過去最高の244万台を売上、これまでの全シリーズの累計販売台数は5200万台を超えるという。

今ではガスコンロに限らず、暖房用としての用途や、私なども小型耕耘機の燃料にも使っている。以前の混合油耕耘…

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第6350回

改正民法契約ルール激変来年4月施行②&大分県湯布院の効能

昨日からの続きですが民法の改正は、損害保険にも影響が出る。人身事故の保険金額を計算する際に使う法定利率が、5%から3%に変更になる。事故があったとき、保険では被害者がもし事故に巻き込まれなかったら受け取れたであろう、経済的価値を計算する。これに対し、保険で受け取るお金を将来にわたって法定利率で運用して得られる金額を差し引いた分が、事故直後の保険金として支払われることになっています。

法定利率が下がることで差し引く分が小さくなり、結果として保険契約者が事故で相手が死傷した際に支払う保険金が増える。支払保険金が増えるため、これを担保する保険会社が苦しくなって、保険料の増加につながることになるのです。

損害保険大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャバン日本興亜、三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)は、改正民法や消費税増税による保険金の支払い増に対応するため、20年1月に…

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第6349回

民法改正で契約ルール激変来年4月から施行①

来年(2020年)4月1日から、企業や消費者の契約ルールが大きく変わる。4月以降に結ぶ契約については、保証人になったり、住宅の賃貸や商品・サービスを売買する時は、一層の注意が必要となります。大きく変わるのは、保証人の立場です。「保証」は支払義務がある人が弁済しない場合に、代わって履行する義務を指します。

アパートなど、不動産を借りる場合に必要な連帯保証人の扱いが代わる。「保証人」は、先に債務者に言えと主張できるのに対して、連帯保証人は、債権者が当事者でも連帯保証人へも後先関係なく催促できる。また契約時に、将来の債務額が特定されないモノを「根保証」という。

例えば、今は子どもが賃貸物件を借りる時に親が賃料を保証する場合などの「根保証」では、火災時等に親(連帯保証人)が弁済する債務額の上限は定めない、無限責任となっている。ただし子どもが未成年である場合には、多くは親が賃借人となりますが、成…

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第6348回

四国急行フェリー宇高航路来月16日から運休

12日の日経四国版で、標題の報道がなされていた。昭和の時代に本州岡山と四国香川をつなぐ海上交通の大動脈だった「宇高航路」の歴史が終わる。既に「宇高国道フェリー」や「日通フェリー」など運休が続いたが、唯一四国急行フェリー(高松市)だけが本数を減らしながら運行していた。

ところが11日、同航路の12月16日からの運行休止を四国運輸局に届け出て、受理された。これで宇高便は、すべて無くなるわけだ。瀬戸大橋の開通と共に、危ないと何度か危機に遭遇したモノの、どっこい残っていた四国急行フェリーだったが、休止としているが再開の見通しがあるわけではない。

2020年3月期の決算は、1億円を超える最終赤字を見込み、瀬戸大橋の料金値下げも相まって、瀬戸大橋との共存の道は事実上途絶えた。同航路は1910年の明治期に、宇高連絡船として開設された。四国運輸局によると、87年度同航路の輸送人員は396万人だったが、…

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第6347回

高松商後輩が和酒と肴の店「夢乃」を西新宿で開業

唎酒師(ききざけし)の田中乃り音(のりね)さんが、西新宿6丁目「新宿警察署裏」に標題の店を出したと聞いて、東京三日間の初日に行ってみました。初日の会場は、地下鉄銀座線「青山一丁目」、大江戸線も乗り入れています。ここを終わって何人かに声を掛けてたのですがふられて、「そうだ乃り音さんに聞いてみよう」と電話して場所を聞きました。大江戸線は、都庁前下車です。

これまでもJR恵比寿駅近の料理店で働いたり、JR有楽町駅近のショットバーで働いたり、趣味か仕事か「芝居」をやっているように聞いています。従兄弟の支那海東も、小欄で紹介したように芝居をやっています。芝居じゃ食えなくて、熊本の叔父さんのやっていた骨董店を福岡でやっています。引き継いだというのではなく、同業者といった関係です。

田中さんは和酒の唎酒師(ききざけし)の資格か技を持っていて、提供されるアルコールは日本酒が中心です。常連さんに声かけて…

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第6346回

東京滞在三日目は第20回アパマンショップ全国大会と県人会総会

今朝は10時から、ザ・プリンスパークタワー東京(港区芝公園4-8-1)で、標題の大会が開かれました。これからアパマンショップネットワークの方針について、短期は1年、中期は3年、長期は5年程度を目途として、大村浩次APAMAN株式会社社長が2時間にわたって熱く語ります。大村浩次社長この一年間余は、例の札幌での爆発事故のお詫び行脚でした。平身低頭で、全国加盟店を回っていました。

毎年そうですが、彼の発言に参加者は、一挙手一投足を見守っています。特に今の時代、AI(人工知能)を駆使したアパマンショップオリジナル検索システムAOSが、一層力を付けてきています。働き方改革を言われる不動産業界ですが、入居希望者に出来るだけ多くの物件を紹介するために、これまでは他社物件情報の入力に精魂込めて、長時間化していました。

それをこれまでのAOSシステムに、AI(人工知能)を駆使して、翌朝には最新のデーター…

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第6345回

東京滞在二日目は不動産屋がここまでやるかエスエストラスト訪問

東京駅からJR中央線で約1時間、都下最大の面積を持つ都市・八王子。人口56万人、21の大学、18,000もの事業所がひしめき合う町で、店舗数8、従業員数が3桁に届こうかと大躍進をしているエスエストラストの杉本浩司社長さん。1976年生まれと言うから43歳、1995年高校卒業後ブラジルへサッカー留学。その後もサッカーを職業とするも玉砕。1999年入社して、2005年に社長就任という経歴の持ち主。

今日は、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会四国ブロックが主催する「ベンチマーク」。平たく言うと標題のように、「会社訪問」であります。案内を見て、エスエストラストさんは存じ上げている会社であり、もう一つ食指を動かしたのは、「八王子」という土地柄。21の大学がひしめき合う八王子ですが、大学の撤退が喧伝されています。

おそらく大学生目当ての賃貸事業が闊歩しているところに、大学が他へ移転するというのは、文…

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第6344回

日管協フォーラム2019-委員会のセミナー&合同成果発表会-

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が主催する標題のセミナーが、12日・明治記念館(港区元赤坂)で11時から行われました。同時並行で、20の分科会が17時近くまで行われました。同時進行ですから、3部制で僅か3つしか聞けません。私は今年はじめての参加ですが、ここ数年開催されていると聞いています。

「賃貸管理業」は、一般に言われる「不動産業」の範疇に入りません。そのために、法制化を望む声と、法制化は困るという声が半分ずつだと感じています。いずれにしても「賃貸住宅管理業」は、世の中の俗に言う「貸家」を扱う業務です。少し専門的に言えば、「仲介・媒介・斡旋」は、「宅建業法」つまり市井の不動産屋の仕事になります。

支払うべきモノを支払、書類が整えば鍵が渡されます。ここから退去するまで、ここの期間が「賃貸管理業務」の範疇になります。入居者様から言うと、例えば「水道が出ない」というクレームやリクエストは、…

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第6343回

天皇陛下の即位を祝う国民祭典と祝賀御列の儀

私が伊勢神宮を参拝するために伊勢へ移動した9日夜、標題の祝賀祭典が、皇居前特設舞台で、財界などで作る「天皇陛下御即位奉祝委員会」と超党派の国会議員連盟などが主催して行われた。天皇・皇后両殿下が皇居に姿を見せられる中、安倍晋三首相が祝辞を述べ、人気アイドルグループ「嵐」が奉祝曲を披露した。

陛下は祝意に感謝し、台風19号などの被害に「深く心を痛めています」とし、「被災された方々が、安心できる生活が一日でも早く戻ることを心から願っています」と述べられた。同時に「国民の幸せを祈るとともに、わが国の一層の発展と世界平和を願う」とも述べられた。主催者によると、約3万人が祝意を贈った。

奉祝曲のタイトルは、殿下のライフワークである「水」の研究を意識した「Ray of Water(水のヒカリ)」。菅野よう子さんが作曲、脚本家の岡田恵和さんが作詞し、全盲のピアニスト辻井伸行さんが演奏した。先に書いたよ…

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