会長日記

第6648回

佐藤忠義顧問102歳の天寿をまっとうされて

四国電力元会長、四国経済連合会の会長、そして公益財団法人オイスカ四国支部の初代支部長と、輝かしい人生を生きてこられた佐藤忠義様が、5日午前0時50分老衰のため京都市内の親戚宅で死去されたと報道されています。80歳にして杖もつかず、かくしゃくと登壇される姿に、「自分も将来こうありたい」と願った御仁であります。

最初のきっかけは、1983年頃第一生命高松ビルで行われていた『佐藤さんを囲む勉強会』でした。若い経営者を集め、90分程度のレクチャーを毎月して下さっていました。その頃は高松栗林ライオンズクラブの事務所も例会場もこのビルで、当時第一ビルの管理運営をされていた西野泰司氏が音頭取り役でした。ランダムに集められた生徒の中には、今ではよく知られた経営者もいらっしゃいます。

そして佐藤忠義顧問が93年公益財団法人オイスカ四国支部を発足され、初代会長として活躍されました。もちろん私がオイスカに入…

続きを読む

第6647回

一般社団法人香川宅建高南支部地価調査会2020

地価というモノは摩訶不思議と言われるように、時価・公示価格・基準地価・相続税路線価・固定資産税路線価という『1物5価』が存在します。時価は問題ないと思いますが、『公示地価』とは、法令に基づき国家機関等により定期的に評価されている公的地価のうち、個別の地点、適正な価格が一般に公表されているもので、日本では『地価公示法』の『公示価格』を指します。毎年1月1日の価格が、7月末頃に発表されます。

『基準地価』とは各都道府県が発表する、毎年7月1日時点での土地の価格です。毎年9月20日ごろに、公示地価と同様1㎡あたりの価格が発表されます。日本の土地の価格は、公的機関の利用所有地を除き、プライベートな情報と解されていて、秘密扱いです。アメリカは特定の住宅の土地の広さや家の概要、売買価格からリフォーム代金、固定資産税まで公共の財産(情報)だとして公開しています。

日本では先書きのように、プライベート…

続きを読む

第6646回

安倍晋三首相の良いところを見たい⑤

安倍晋三氏が職業として政治に関わることになるのは、1982(昭和57)年11月27日中曽根康弘内閣が発足し、父親安倍晋太郎が外務大臣に任命され時から。28歳で、神戸製鋼を退社して外務大臣安倍晋太郎の秘書官となった。中曽根康弘元首相は、自らの在任中、四期三年八ヶ月にわたり、安倍晋太郎を外務大臣に起用した。外遊回数は39回、安倍晋三秘書官はその内20回ほど同行している。

『創造的外交』-それが父・外務大臣安倍晋太郎外務大臣のテーマであった。この時の経験が奏功して、安倍晋三内閣総理大臣の外交手法は、先の小欄で書いた通りである。秘書になるまで、親子の会話は数えるほどしかなかった。安倍晋三氏が秘書になることによって初めて、政治家と秘書、そして親子としての濃厚な時間を持つことになったのである。

1980年9月9日に勃発したイラン・イラク戦争は、泥沼の様相を呈していた。中曽根康弘首相は85年、イラン…

続きを読む

第6645回

安倍晋三首相の良いところを見たい④

後世の歴史家は、安倍政権時代を日本の新たな発展の土台を作った画期として評価するだろう。①外交機軸の再設定②デフレ脱却と経済成長軌道の設定③未完ではあるが行政、企業統治、働き方などの諸改革の三つが特筆される。近代日本の発展と挫折の結果は、世界の秩序を決めている『スーパーパワー』(私は覇権国力と考えるのだが)との関係性にある。

明治大正の繁栄は、日英同盟に基を置いていたから。第二次世界大戦での敗戦は、それに刃向かったことからである。戦後の発展と、挫折もまた同様である。1950年から90年バブル崩壊までの繁栄は、冷戦下の日米同盟に支えられた。バブル崩壊後の『失われた20年』と言われる時期の根本原因は、1991(平成3)年12月26日、ソ連ゴルバチョフ大統領の辞任で崩壊したソ連との、冷戦終結後安保体制の変質にある。

ソビエト連邦という共通の敵を失った後、米国は日本の強大な産業競争力を最大の脅威…

続きを読む

第6644回

安倍晋三首相の良いところを見たい③

前回の②前々回の①に書いた通り、安倍晋三首相の外交と安全保障では、後世に評価されるべき成果を上げたと思う。その中でも特筆されるのは、民主党の鳩山政権で傷ついた日米同盟を立て直し、強めたことだ。オバマ大統領との関係が絶好調になったその頃、2016年11月8日ドナルド・ジョン・トランプの大統領の当選を受けて直ちに訪米したのは『あっぱれ』だった。娘婿クシュナーと、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)絡みで、安倍晋三首相にトランプ氏が会った。もちろん大統領就任前のことだった。

側近らによると、在任中、安倍晋三首相が抱き続けてきたのは「日米同盟をもっと強めないと、日本の安定は保てない」という懸念だという。その事もあってか、安倍政権は『安全保障関連法』を定め、2016年3月に施行した。これにより日本は、米軍を支援するために、限定的ながら集団的自衛権を行使できるようになった。

トランプ大統領はつね日頃…

続きを読む

第6643回

安倍晋三首相の良いところを見たい②

2010(平成22)年、中国はGDP(国内総生産)で日本を抜き、世界二位の経済大国に浮上します。しかし、「尖閣中国漁船衝突事件」と「ノーベル平和賞事件」で、その異質さを現してしまった。世界は、中国の「平和的台頭」というスローガンが、「ウソ」だったことに気づきます。バラク・オバマ米国大統領は2011年11月17日、オーストラリア議会で演説し、『アジア基軸戦略』について語りました。

内容は、「これからは戦略の中心を、中東からアジアにシフトさせる」という宣言でありました。その後の、アメリカの具体的動きはしばらくありませんでした。そこへ出てきたのが、石原慎太郎東京都知事の「尖閣を東京都が買い取る」宣言でした。2012年12月4日訪問中のワシントンでのことでした。当時の民主党野田内閣は、「石原さんのような過激な人に尖閣は任せられない」として、「尖閣国有化」手続きを完了します。

その前の「尖閣中国…

続きを読む

第6642回

安倍晋三首相の良いところを見たい①

安倍晋三首相の退陣声明を受けて、永田町は次期総理大臣に誰が就任するかという予想で持ちきりです。永田町ばかりか、日本全国津々浦々と言って良いかもしれない。しかしその仕掛け人は、テレビのワイド番組ではないか。どこのチャンネルでも、超大型台風10号と新型コロナウィルスと次期総理関連の内容ばかり。いまだ現職にもかかわらず、安倍晋三首相の話題は全く聞かれない。

そこで私は、思いつくまま安倍晋三首相の仕事ぶりを振り返りたいと考えた。第1次で366日、第2次内閣で7年8ヶ月の長期在位。いろいろな功罪がありました。悪いところは、既報されているので省きます。専門家でないため、テンデばらばらで、支離滅裂であることはご容赦願いたい。

安倍晋三第1次内閣が発足したのは、2006(平成18)年9月26日です。小泉純一郎元総理大臣は、1980日(5年4ヶ月)の在位期間でした。これも日本の首相在位としては長い。20…

続きを読む

第6641回

公益社団法人香川県宅地建物取引業協会令和2年度第1回研修会

9月と2月の二度、本部研修会が行われて、会員1,000名が受講します。のはずですが、実際の参加者は昨日の丸亀会場(オークラホテル丸亀)と本日の高松会場(サンメッセ香川小展示場)の二会場で、300人くらいですか、いつもの年の8割程度の参加、新型コロナウィルス感染拡大対策として、傘は差していませんがソーシャルディスタンスを十分にとっています。

研修内容は盛りだくさんで、

1.災害時における民間賃貸住宅の活用について&水害ハザードマップマップにおける取引対象の宅地または建物の所在地の説明 

講師:香川県土木部住宅課の課長補佐・上枝浩二様

2.水害ハザードマップマップの周知について

講師:土木部河川砂防課の副主幹・高徳智彦様

3.宅地建物取引業と人権~すべての人が笑顔で暮らせる社会を目指して~

講師:総務部人権・同和政策課の参事・宮本浩様

4.契約不適合責任と仲介業者の責任

講師…

続きを読む

第6640回

第288回オイスカ四国支部常任幹事会

漠然と数字を眺めていて、12ヶ月で割り算すると24年になります。長く続いている幹事会だと思います。初代四国支部長は佐藤忠義四国電力相談役、2代が坂出商工会議所の石井淑雄会頭、そして3代現役が泉雅文氏(JR四国会長)と脈々と名士の支部長が続いています。四国支部の会員は、950の人と企業です。会員増が、のどから手が出るくらい望まれるところであります。

公益財団法人オイスカは本部を日本に置き、現在36の国と地域に組織を持つ国際NGOです。特に人材育成に力を入れ、オイスカの研修を修了した現地の青年は、各地で地域開発に取り組んでいます。国内では、農林業体験やセミナー開催などを通じて、啓発活動を積極的に進めています。

オイスカ創立は、1961(昭和36)年。75歳の中野与之助(1887-1974 大正-昭和時代の宗教家)の手によって、日本で初めて、日本に本部を置く国際協力組織(NGO)として誕生し…

続きを読む

第6639回

高松栗林LC第1389回9月第一例会

新型コロナウィルス禍で、ライオンズクラブの活動が様変わりしています。退会者も複数者出で、例会に出てこられないメンバーもいます。ドクターや施設役員など、感染者が出たら休業を余儀なくされるヒトは、出てきません。従業員に「密閉・密集・密接」を避けるように語りかけても、「経営者はどうしているの」と言われかねない。

本日も高松から40代の女性が一人、「陽性」と報告されています。少しずつですが、高松でも感染者は増えています。79人の『陽性』が、確認されています。飲食街は、閑口鳥が泣いています。私も会社員の一人で、私から感染が広がると弊社でも休業を余儀なくされます。アパート・マンション契約では、来店なく鍵の受け渡しまでが出来るように工夫が始まっています。

ライオンズクラブ国際協会は、アメリカシカゴで100年余前に設立されました。ロータリークラブに所属していたメンバーが、「汗をかく」アクティビティ(社…

続きを読む

電話で相談 メールで相談