ウクライナ戦争の今昔by防衛協会常務理事・岸川公彦
私は、『防衛協会』の会員です。小欄でも、北海道自衛隊基地見学の詳報を紹介したことがあります。昨日『防衛協会会報第166号・令和6年4月号』が届きました。その中の記事で、岸川公彦氏(元陸自中部方面総監)の『防衛時評』に触手が動きました。ロシア人の考え方を、ウクライナ戦争を通じて見ることが出来ると思い、その一部を紹介します。
(前略)結論から述べれば、「ロシアは軍事的に優勢である限り、決して攻撃を止めないので、ウクライナには戦う以外に選択肢がない。従って現状では、われわれ西側諸国は、ウクライナが引き続き戦えるよう、さらに支援を強化すべきである」という物騒なモノです。
今回のウクライナ戦争は、2014(平成26年)に発生した『マイダン革命』後、クリミヤ半島やドンバス地方で起こった『クリミヤ危機』を発端とするモノ(戦争)と言えます。2014年9月、ウクライナは国土を失いつつも停戦のためのいわゆ…