JALの現場力by金子寛人
先の盛和塾第25回世界大会会場で、金子寛人氏が上梓の「JALの現場力」が販売されていて、私も買ってしまったのです。敗戦後のGHQの方針で、日本国内の航空機はことごとく破壊された。そんな中で、一縷の望みを追抱いていたのが、航空局次長で勅任航空官の松尾静磨氏。後の1961年に、JAL2代目社長に就任している。
松尾静磨氏の在任中、JALは日本経済の発展と軌を一にして、欧米に追いつけ追い越せと邁進する。果たして1983年には、旅客・貨物輸送実績で世界最大の航空会社となった。しかしそんなJALが、2010年1月会社更生法申請を余儀なくされた。再生を託されたトップに、稲盛和夫氏が就任する。
この頃稲盛和夫塾長は、われわれ盛和塾生とハワイにいました。ハワイ塾の開塾式で私もハワイに行きましたが、JAL再生が大きく報じられていて、「流石の塾長も来られないだろうな」と思っていました。ところが目の前に、稲…