第7489回

お楽しみ抽選会2022

仏生山商工振興会主催の恒例年末大売り出し、そのお楽しみ抽選会が30日、仏生山コミュニティセンター会場で10時から16時まで行われました。残念ながら大売り出しに参加する商店が減少し、規模が年々縮小しています。不動産仲介業の弊社は、日頃お世話になっている近くの大家さんに抽選券をお送りしています。古く麺業時代から参加していて、抜けることが出来ません。

今日の抽選会場ですが、1回限りの抽選券だけ持ち込むお客様、孫らと大勢で多くの抽選券を持ってくる家族。われわれも思わず、どこからの抽選券か裏をのぞき見ます。これも考え方で、購入した抽選券をそのまま経営者一家で使う人、この1年間、リフォーム工事を依頼してくれたお客様へ遡って配布する大工さんなどもいます。それも1万円のノルマを越えて、数万円分の抽選券を追加購入して配っています。1工事100万円としても、20~30万円の粗利があり、数千円の抽選券は配ろうと思えば出来ないこともないようです。

ただしこう考えるのは第三者で、当事者はなかなかそう考えられません。これから貰うのならまだしも、終わった仕事に経費はかけられないと考えると、こうは出来ません。全体が縮小する中で、自家消費されたのでは、大売り出しの意味がありません。こんな流れの中、商工振興会会長は考えました。これまでの特賞現金や1等賞自転車等を廃し、1等商品券1万円(加盟店限定使用)、2等商品券5千円(左同様)としました。

こうすることで、商品券がまた購買へ回ります。自家消費している一家でも、抽選で当たった1等2等は、外へ買い物へ行きます。現金に比べて、リピート率がエリア内で高まります。全国津々浦々個人商店が廃業し、スーパマーケット・コンビニ等大中型店に、お客さんをとられています。とるもとらないも、廃業したら関係ありませんが。

個人商店はまた、後継者不足に泣いています。高収益が見込めるならまだしも、売上がじり貧になっていたら『跡を継いで』とは言い憎い親と、遠慮をする子供や後継者の思いが空回りしていて、なかなか後継者に恵まれず、高齢化のためにそのまま廃業に繋がっています。地元商工会で残れる業種は、理美容や生鮮産品と飲食店ぐらいになっています。

地元商工会の衰退の理由は、高齢化です。売る側も買う側も若ければ、商売を替えてでも商いを続けますが、『歳だからもう良いか』となれば、次の年の歳末大売り出しに参加はありません。買う方も、誰かが助けて買物に付き合ってくれるなら、スーパーでまとめ買いします。高齢化は、誰もが迎えることですが、残念ながら防ぐことも出来ません。

そうなる前に、売る側は従業員を多く雇用するという方法がありますが、今の薄利の時代、余剰人員は抱えられません。買う側は、特に重いトイレットペーパーやティシュペーパー、米や腐らないモノは通信販売も多くなっています。来年はどうなることか分かりませんが、出来る間は創意工夫をしながら、お客様に喜んでもらいます。

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