若年女性の県外流出10年で15%増
香川県から県外に転出する15~24歳の若年層の女性が増えていると、新聞が報じています。これまでは男性が県外に出て、どちらかと言うと女性が県内にとどまるという傾向が多かったと思う。2025年を振り返ると男性が10年前に比べ3.1%減だったのに女性は、15.4%の増となっている。肌感覚ですが、関西圏より遠い首都圏へ出るには、男女ともに箱根ではないが関所があるようです。
私の母校の明治大学も最近の在校生は、首都圏の高校出身者が過半数を占めるようになっている。首都圏は生活費が住居費を筆頭に高騰し、奨学金を借りたとしても、就職後の返済やらを考えると、わざわざ首都圏で学ぶ必要が半減しているという。就職も首都圏在住学生が圧倒的優位とは言いがたく、地方大学から就職してくる学生も多い。
香川県の調べによると、2025年に県外に転出した15~24歳の女性は2402人。直近10年間のこの世代の女性の転出数は増加傾向にあり、2015年の2081人からは15.4%増加している。一方、25年の同世代の男性の転出数は2906人で、15年の2998人からは3.1%減。この10年間で3000人を挟んでほぼ横ばいで推移しており、増加傾向を示す女性とは動きに違いがあるようにみえる。
香川県は本年度、若者の定着促進を重点施策に掲げ、県内企業に就職した場合の大学奨学金の返済支援を拡充するほか、県立大学の設置・拡充を検討している。今の男女問わず学生に、「面白いためになる」という気持ちを抱かせる学習内容が求められる。女性にとって過去の「花嫁道具」のような『教養短大』は、そっぽを向かれて、より就職に有利というか直結するような例えば『薬学部』や『農学部』『工学部』が狭き門になっている。
男女ともにどうしても東大や国公立医学部へ行く、また有名私学に進学するという一部の学生はさておき、その他大勢が社会の一つの塊となって世論を動かす。まずは受け皿として、県立大学の創設を急ぐことだ。高松高校を核とした中高一貫校を作るより、喫緊の問題だと思います。周知の事実だが、大学や就職で出た若年層は、結婚をしてもまずは帰ってこない。女性が出るということになれば、結婚も相対的に遅くなる。
ITデジタルAI化がどんなに進んでも、女性の出産は早いほうがいい。少子化時代でも早く出産し、その後2度目3度目の就職がより充実した時間がおくれると私は考える。強制はしないが、男性もそうだが、第2第3の就職や起業はこの先大いにあり得ることだ。大学を出て有名企業に就職したら人生双六、これで上がりとはならない時代が、これからの時代だと思います。70歳までは間違いなく働く時代が、もうすぐそこまで来ています。見えませんかあなたには?