第8845回

第262回まなべ塾 天皇家―象徴としての存在と「生身の人間」である現実と相克

真鍋光広さんが主宰するまなべ塾に、私は直近二回出席して拝聴しております。真鍋光広さんとは、故岡崎進(岡崎産業㈱代表)氏を通じて、その時私はうどん屋をやっており、事務所へうどんを運んでいたのが結果、選挙運動を手伝うことになりました。共に苦労ばかりでしたが、1990(平成2)年2月の第39回衆議院総選挙へ自由民主党から立候補し、83,089票で初当選(18日)。3年間議員を務め、次の選挙で落選してのち小選挙区と選挙制度が変わり国民民主党へ鞍替えしました。

真鍋光広さんは、「大蔵省で税制・財政の実務を経験した後、香川県を地盤に国政へ転じた官僚出身政治家」という経歴の持ち主です。当時からひとかどの人物でしたが、後期高齢者になってからもますますお元気で、まなべ塾を続けて居られます。今日のお題は、標題のように長いタイトルですが『天皇家』について。どのように語るか楽しみでしたが、時系列に終わったようです。

それでも2時間半の時間一杯を使い、A4版16ページに及ぶ資料で、これだけでも他に類を見ないボリュームです。真鍋光広さんは昭和14年生の87歳、原稿用紙に手書きでこれではまず読めない。誰か事務局が、ワープロ打ちしているのだと思います。それにしても、あちこちから資料を集めています。とても87歳の講師には思えない、頭の回転です。その潤滑油は、ビールですかね。

さて『天皇家』の解説ですが、私の『出作熊野神社』学習のように初代『神武天皇』から入ることなく、『美智子皇后バッシング事件』ですから最近の話です。因みに第125代平成天皇まで続く皇統ですが、真鍋氏曰く「神がつく天皇は架空だろう」、すると第一代神武天皇、第十代崇神天皇、第十五代応神天皇はいなかったのか。正直良く分からないと言うのが、私のような神道初心者の思いです。

講義のピークは、今般の皇室典範の改正ですが、時の政権は皇室の維持継続に腐心している様子が見え隠れする。男系男子に限るとなっている今の皇室典範からすれば、次の天皇は秋篠宮皇嗣殿下となっている。これはまなべ解説にもありましたが、皇太子の次は覚えていないのですが三番目が皇嗣という地位だった。つまり徳仁(なるひと)天皇と雅子皇后の間に男子がいないことから、心配が広がる。

ここが今の天皇家がかかえる最大の憂いで、この解決のために、各方面で慎重な議論が重ねられているのです。女性宮家の創設もいい話ではないですか、愛子さんの婿捜しも始まっているようです。

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