高松空港に米軍ヘリコプター3機緊急着陸
2025年10月16日午後2時25分頃、高松市香南町にある高松空港に米軍のヘリコプター3機が緊急着陸したというニュースは、その後もさほど話題にならなかった。防衛省中国四国防衛局によると、機体の損傷の有無は不明だが、着陸による怪我人はいない。3機は、約2時間後に離陸した。18日の四国新聞朝刊では、『予防着陸』で飛行していた3機のうち1機のパイロットが、何らかの不具合を察したモノと見られると報じられている。
高松空港は米軍機が離着陸する指定空港ではないため通常、米軍のヘリコプターが降り立つことことはないという。大阪航空局高松空港事務所によると、1989(平成元)年の開港以降、緊急的な米軍機の着陸は初めてだという。頻繁にあっては困る問題だが、国内のどこかに落ちても困る。先の航空自衛隊松島基地の『ブルーインパレス』見学で一層身にしみたことは、いずれにしても人命一番。
これは飛行機の世界だけでなく、消防や防災に関してもより一層統一見解としてはっきりしてきた。消防活動にしたらまず消火と考えられがちだが、人命救助のために火を消す。順序の確認が、明確に統一されている。この原則で考えれば、指定空港外の高松空港へ着陸したことは、全く問題がなく、林うどんの一杯も提供したらよかったと笑う。
また先般の航空自衛隊松島基地での話になるが、馬鹿な私は広報官(元『ブルーインパレス』搭乗官)に、3.11の際に緊急離陸で発進出来なかったのかと質問した。「ご覧頂いたように『ブルーインパレス』のT-4練習機でも1機に6名の整備士が付き、綿密な点検の後離陸します。3.11の津波の発生時は、そんな態勢にはなく、パイロットの犠牲を出して機を飛ばせというのですかと一喝されました。改めて、己の浅はかな思いつきを恥じ入るばかり。
私も『ブルーインパレス』の生飛行を目の前にして、広報官の言うことを理解しました。同時に恥は書きましたが14年間のもやもやが晴れて、私はすっきりしました。この学習からも、高松空港への着陸は「無事でよかった」と拍手を送る事象だと思います。パイロットの身の安全に、日本人も外国人もありません。高松空港緊急着陸は、危険を未然に防ぐ予防着陸で、事故にならず本当に良かった。