第5186回

一般社団法人全国古民家再生協会9月度例会

私も、古民家鑑定士1級認定者です。とは言うものの、たいした知識もないまま趣味の域を出ない古民家ファンです。今日は毎日送られてくる100~200のメールの中から見つけた、古民家再生協会の定例会です。本日の勉強の項目の中に、「古民家インスペクション」というのがありました。

恐らくこの「古民家インスペクション」が、目に留まったのでしょう。私の今の業界での最大関心事がこの「インスペクション」です。日本語では「非破壊目視検査」ですが、中古住宅の媒介時に、今のこの建物の状態はこのようになっていますと説明が出来ます。

目視による検査ではありますが、(一級・二級・木造)建築士という資格保持者が国土交通省の定めるガイドラインに則って、瑕疵(かし)保険協会が行うインスペクター講習の後に検査します。これまでの宅建業者の目視、また所有者の告知とは比較にならない進化であります。

通常のインスペクションの多くは、昭和56年6月以降(築後35年)の新耐震住宅で行われていますが、今日のここでの古民家インスペクションは、築後50年以上経過の建物に対するインスペクションです。どのようにするのか、興味が尽きないところであります。

またその結果を受けての耐震補強工事にも、大いに関心があります。ここで「伝統再築士」なる資格も登場します。伝統再築士とは、(国土交通省の)再築基準検討委員会の答申に基づいて策定された再築ガイドラインに基づき、次世代に引き継ぎたい文化的価値の高い伝統的な木造建造物を残す為の専門の知識を有するものを育成することを目的としたものです。

一般社団法人住まい教育推進協会が、認定する資格制度です。古民家の事業を始めたい方、古民家を残す取り組みをしたいという方、古民家を扱いたい建築士の方にオススメの資格です。

このように古民家の人気と保存の機運は、日ごとに高まっているように感じます。本日の会場は、昼の香川県宅建協会本部研修と同じ「高松テルサ」です。一般社団法人全国古民家再生協会は全国組織で、東京に本部がありますが、原点は愛媛県にあります。また全国に支部がありますが、四国には香川と徳島に支部がありません。

従って今日も、本部から9月例会のとりまとめ役で河野公宏氏が来ています。彼とは5年前の、中古不動産流通市場整備・活性化事業の四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)でご一緒した仲です。

どこもそうですが、組織はリーダー次第。過去には佐伯博英代表理事が香川の古民家協会をとりまとめていて、私も彼に勧められて古民家の世界へ足を突っ込んだのです。何があったのか今はその彼もいなくなって(住まいは拙宅の隣)、私はその経緯を知らないだけに早くリーダーの誕生を願っています。

毎月例会を開催しているようで、先月からの一ヶ月の報告がありました。「古民家」普及のための活動がいろいろ進んでいるようで、これはこれで興味の深いものがありました。「第五回古民家フォト甲子園」とか「第四回再築大賞」、面白い企画がホームページにあるようです。

古民家フォト甲子園はここをクリック http://www.kominkaphoto.com/archives/category/2016work/2016-photo

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