第5075回

明大3季ぶり38度目の東京六大学野球リーグ優勝

小欄のこのところは、一昨日昨日と明治大学卒業生関係のネタで、我田引水からおごりになっています。申し訳ないと思いながら、今日も母校のプチ自慢です。このところ優勝から遠のいていた明治大学野球部ですが、今回もダントツ優勝と言うよりも、どちらかというと省エネ僅差の勝利だけど勝ちました。

明大が10勝5敗1分けで、全校から勝ち点を挙げる完全優勝でした。完全優勝は昨春の早大以来リーグ2季ぶりですが、10勝5敗での勝ち点5は、何と戦後初の珍記録です。明大は今季全カードで3回戦(慶大戦は4回戦)に突入。計16試合をこなし、粘り勝ちの優勝です。

直近では13年春に明大が、10勝4敗2分けで勝ち点5としたケースがあるようです。圧倒的に他を征するのではなく、東大のようにと言ったら東大に怒られますが、最近の神宮球場で行われる東京六大学野球は、いろいろなことがあって面白いですね。また新たな歴史が作られていきます。

注目の東大快進撃の立て役者エース左腕・宮台は左肩痛の影響もあって、第7週最終23日の法大戦に登板せず、法大に東大4―11法大と東大は大敗したのです。02年秋以来の勝ち点獲得は、秋季リーグへと持ち越したのでした。

それでも宮台は、楽しみな選手です。東大生ですから現役司法試験に合格も珍しくはありませんが、それが東大野球部のエースというのは、これは快挙です。プロ野球へ行って、10年くらいしたらプロ野球コミッショナーでどうですか。賭博事件も、熱い男が一刀両断。

21日に1失点完投した宮台は「去年の春に(左肩の)関節唇を痛め、それが出てきた」と明かして朝、浜田一志監督に登板回避を申し出たようです。9回に代打で出場も二ゴロ。一人の怪物では、リーグ戦は勝てません。やはり野球の醍醐味、チーム一丸となって戦わねば。

東大チームは04年春以来のシーズン3勝を挙げ、うち2勝の宮台は「90点」と自己採点。明治大学も、1敗しています。「3戦目という課題を克服できないとエースではない」と中1日での登板へ成長を誓った。浜田監督は「(勝ち点の)手応えはつかんだ」と前を向いたと報じられています。

東京六大学野球リーグ戦は、6校がそれぞれ他校と戦い、2勝したら勝ち点1を得て、勝ち点が一番多いチームが優勝します。プロ野球のように、勝率は二の次です。だから今季の明治大学のように、のらりくらり辛抱して2勝(1敗は許される)を挙げたチームが勝ち点を積み上げます。

明治大学3季ぶりの頂点を支えた陰の立役者は攻守の要で正捕手の牛島だった。門司学園(福岡)時代に甲子園出場経験はなく、昨季までの3年間、正捕手を務めた坂本(現阪神)に代わって先発マスクをかぶった。

「ずっとつらかった。優勝できて良かったなと。報われた」。4番打者としてもリーグトップの5本塁打。柳から「一生懸命相手を研究している姿を見て、凄く頼もしいと思った」とねぎらわれると、涙を流して喜びをかみしめた。

また獅子奮迅の働きだった右腕柳が、7回1失点で今季6勝目。「エースとして主将として絶対に負けられないと思った」という柳は、達成感を味わっていました。今春16試合中10戦目の登板。毎回安打の浴びた投球だったが、それでも7回を1失点で抑えた。

こんな明治大学の優勝の影で、立大は1―3で明大に敗れ、1999年秋以来となる今世紀初優勝を逃したのです。試合後の三塁ベンチ。立大・田村伊知郎投手(4年、報徳学園)は声を出して泣いていました。3日連続の先発登板で、6回2/3を6安打3失点と力投したが敗戦。

三塁ベンチで明大ナインの喜ぶ姿、胴上げ、優勝インタビューを目に焼き付けた右腕は「勝ちたかったです。この春のすべてがかかった試合だった。あそこで粘り切れないのが自分の弱さ」と責任を背負い込んだコメントをしていました。

勝負事ですから、勝ちがあれば負けもあります。明大/立大/法大/慶大/早大/東大の順番になりました。次は全日本大学選手権ですが、明治大学柳は「35年前を最後に春の日本一がないので、是非優勝したいと宣言しています。

昨年の秋、母校高松商が明治神宮球場での明治神宮野球大会で優勝しました。この春の全日本大学選手権大会で明治大学が優勝したら、これはまたまた興奮ですね。最近は、高校野球や大学野球が面白い。すいませんこの3日、自慢たらたらの小欄でした。

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