第5000回

ヤクザと妓生が作った大韓民国

菅沼光弘氏の著書で、日韓戦後裏面史と副題がついています。2015年12月第2刷発行。ショッキングなタイトルですが、韓国の特に朴槿恵(パク・クネ)大統領を取り巻く環境と、そこから生まれる考え方の一端を垣間見た思いのする本です。まとまって読む機会は、出張時が一番多いもので。

2015年(平成27年)6月22日、日韓基本条約締結から50年目を迎えました。条約を結んだ時の韓国側の首脳は、朴槿恵大統領の父上の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領(当時)、日本側の首相は安倍晋三首相の大叔父である佐藤栄作首相(当時)。

ちなみに、日韓国交に向けて交渉のドアを最初にノックしたのは、安倍首相のお祖父さんである岸信介首相(当時)でした。いわば、日韓国交樹立の立て役者の子孫が50年後揃って国のトップとして立っているということであります。

本来なら、両国共催による国交50周年の式典にふたりの首脳が顔を合わせ歴史的握手をし、世界へ向けて友好をアピールする、そんな図があってしかるべきでした。

それどころか、朴槿恵大統領は日米があれほど制止したにもかかわらず、習近平中国国家主席の主催する歴史的欺瞞に満ちた「抗日戦争70周年式典」(9月3日)へ参加し、なおかつ天安門のひな壇では習近平の隣で満面の笑みを浮かべて見せたのも記憶に新しいでしょう。

いうまでもなく、第二次大戦時、中華人民共和国という国は存在しておらず、韓国は併合された日本国の一部ですから、彼らが抗日戦争を戦い、これに勝利するなどということは、まったくありえないフィクションにすぎません。

韓国がことあるごとに慰安婦問題カードをダシにしてケチを付ける日韓基本条約の内容をみれば、対日請求権放棄に対し有償無償8億ドル、しかも竹島棚上げという条件は韓国にとって非常に有利で、これだけみても条約締結は彼らの外交的勝利といっていい。

さらにいえば、当時日韓基本条約締結を望んだのは、朝鮮戦争で疲弊しアジアの最貧国に甘んじていた韓国の方であり、そしてそれはアジアでの(日本の)一人勝ちを許さないというアメリカの思惑とも一致しました。日韓条約を、強く日本に要請したのはアメリカなのです。

日本人は外交といったら直ちに2国間関係で考える癖がありますが、日韓対立の本質は日米間問題であることを忘れてはなりません。またヤクザにも触れていて、現在全ヤクザの構成員のうち在日韓国人朝鮮人の占める割合は3割とも4割ともいわれています。

今回の山口組の分裂にしても、その遠因をいくつかたどってみると、ヤクザ社会におけるもう一方の勢力である同和関係者と在日勢力の目に見えぬ確執があったと聞いています。

10日北朝鮮が、2発のミサイルを東へ向けて日本海へ発射しました。日本が北朝鮮と接近することも、アメリカは喜んでいません。北朝鮮の核保有と韓国の孤立化。これからの日本の外交は、安倍晋三首相や岸田外務大臣といった首脳に委ねられていますが、頼みますよ。ここに書かれているこの程度の真相は、ご存知?

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