甥の堀弘道がありのままの冷凍食品通販をはじめました
妹の長男が堀弘道で、えび等の冷凍食品の卸業を親から継ぎました。3代目の代表取締役の就任はまだ(常務取締役)ですが、㈱ホリに入社して5年、新しいことに取り組んでいます。食品とりわけ冷凍食品の販売は、苦戦が続いていると素人目からも分かります。悩んだ末に、本人は覚悟して高松へ帰って来ました。
私が理屈っぽいもので、経営のことはよく相談に来ます。「売上最大経費最小」と稲盛和夫塾長の言われるままに伝えますが、まず「売上拡大」が欲しいところであります。卸ですから、髙松市内を中心として老舗名店へも卸していますが、高齢を理由にした閉店も多いようです。
新規開拓営業にも力を入れて、新しく開店したところへも飛び込みもしているようですが、昨今の新規開拓店はその多くが値段勝負で、創業以来、徹底して守り続けてきた安全なおいしさをこれからの時代のニーズに応えて進化させたいと考えている彼は、それ以上の値段勝負の営業が出来ないようです。
彼は新しいことに挑戦し、2015独立行政法人中小企業基盤整備機構四国本部主催の「四国逸品すとーりー」の一つに、認定事業商品として「オリーブえびフライ」の商品名で採択されました。商品開発には見通しがつきましたが、販売ルートの確立が難しいようです。
そんななか数量は僅かでも、ホームページからの直販を考えたようで、私も出来たというホームページを覗いて見ました。「Manmaまんま」とか、洒落たデザインにしつらえてありますが、これではダメです。蝋細工のエビは、食べて美味しいはずがありません。
経営者のにこやかな顔(えらそうに腕を組んだ写真はあるにはあるが)が見えないようなハイカラ仕様に、お客様はまず買おうとは思いません。娘に食べさせたいと言うなら、娘を抱っこして娘の笑顔に助けて貰ったら良いのに。綺麗に仕上げても、食べる気が湧くかどうかが分かれ目です。
まず1回目は、興味で買うというのが通販のデータです。商品価格が1袋900円で、市内ならそうはヤマト便も係るまいと、値段からはまずその気になります。しかし自画像を通じた暖かい有機物を感じない無機質な食品を、はたして誰が買いますか。ホームページ屋の、言いなりになって作っています。
私は昔、「麺職人」でした。これをいうと「エー」という声が多く寄せられますが、29歳まで麺職人として「手打ちうどん・蕎麦、機械でラーメン・素麺等」を作っていました。そこからかれこれ7年間、不動産仲介業と製麺業の大谷(二刀流)をやっていました。
昭和37年のあつい夏、10歳で癌を患った父親と惜別の別れとなりました。堀弘道の母親、つまり私の妹は6歳でした。それから兄妹は麺業を手伝いながら、私も大きくなったのですが、その頃には、今の通信販売の原形態がすでにありました。
最も今のようなシステマチックなものではなくて、近くに住む人がお中元や歳暮で贈ったり、それを貰った人からのリピートでした。もちろん全部が全部再販に繋がったものではありませんが、僅かでも遠隔地からの注文は、ありがたいものでした。商品が評価されたものだと、嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。
話が逸れますが、私が見る夢は、その99%が麺業時代の悪夢です。不動産関係の夢は、ただの1度だけ。麺業時代の失敗が、いまだに緒を引いてトラウマになっています。不動産仲介業でも、多くの失敗経験を持ってはいるのですが、どうしたことかそれらは出てきません。
製造元でしたから、直販は利益率が高かったと思います。片親ながら大学を出して貰い、家業を継いだ私は、当然のように直接販売というか通信販売というか、呼び方はともかくとしてそのお客様を大切にしました。「御用達」が一番。そんな話しをいつかの正月に、堀弘道にしたと思います。
もがく甥っ子の焦りも分からないことはないのですが、こんなホームページでは、お客様はまず買いませんね。食品販売のホームページは、見る人の「よだれ」を誘うものでなければ初回はともかく、御用達商品にはなり得ません。厳しいことを言うようですが、敢えて
ホームページはここをクリック http://manma-hori.com/concept.html