第8458回

今期初めての現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』2025

2010年から始まった『瀬戸内国際芸術祭』の6回目が、春会期から始まり夏会期も終わろうとしている26日、初めて小豆島の会場を訪れることが出来ました。馬場朋美(行政書士)さんをリーダーに、われわれ夫婦も入れてもらい総勢9人。島からのジャンボタクシーも定員一杯。まさに、猛暑の中の瀬戸芸鑑賞プチ旅行でした。高松港からフェリーで往復しますが、運賃は1,330円で往復です。船の車両甲板はほぼ満杯の車両、積み残しもあると思われるほどの混雑。

小豆島島内には35程度の作品がありますが、その中にも手の込んだものは有料(500円)で、素朴に置かれた作品は係員もいなくて見学料もとりません。小豆島は第1回から参加していて、何度目かの作品もあります。同じ作品で長年保存作もありますが、同じでも毎回近所の住民の協力を得て作り直している作品もあります。住民の協力で作るというのは、この瀬戸芸を始める際のコンセプトに明記されています。

1. 地域の衰退と人口減少

• 瀬戸内海の島々はかつて交易の拠点として栄えましたが、近代以降は過疎化・高齢化が進行。

• 工業開発による環境破壊、公害、産業廃棄物の問題も深刻化。

• 島の固有性が失われ、地域の活力が低下していました。

2. 「海の復権」という理念

• 芸術祭の根幹には「海の復権」という思想があります。

• 瀬戸内海を再び文化・交流の舞台として蘇らせ、島々に人を呼び戻すことを目指しました。

• 「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい」という想いが原点にあります。

こうした考え方が、現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』を支えてきているし、さらに参加する島、初めての町が増えているのだと思います。美術館や博物館でガラスケースに格納された作品と違い、ここでは生活物資がそのまま作品になっています。ですから本来エアコンが効いてないとか文句を言ったらダメですが、エアコンのある作品はありがたい。逆にない現場は室内ですから、熱地獄です。

午前中に10作品、午後からもその位見学しました。満足しました。ところでここでも大失敗。前夜からのスマートフォン充電が上手くいかず、確認不足で10%を切った状態で家を出てしまいました。土庄港のコンビニに立ち寄り、乾電池式の充電器を買いました。と言うのも私の全期間パスポートは、スマートフォン(スマホ)の中にあります。スマホがつかえなったら、個別料金を再度払うことになります。

小豆島の三都(みと)半島では、9作品が点在しているのですが、電動モビリティーが導入されていました。勿論無料です。ここに限らず、作品会場の係員は、外国の方もいて、全く日本語が通じない(そんなわけないと思うのですが)若者もいました。ここではQRコード(先払い)の入場者もいますが、現金払いもあります。進化する現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』、さらなる飛躍を期待しています。瀬戸内海の島に住む人たちの復権です。

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