4日間で800㎞の移動


四国もそうですが、九州の東海岸も公共交通網が不便で、今回の九州沖縄塾長例会が開催された大分県別府市、佐伯市などへの移動は、もっぱら雇い入れたバスかマイカーでの移動になります。また四国内でも松山以西は、マイカー移動かバスに頼らざるを得ません。
そんな中、初めてですが塾長例会をマイカーで行きました。その往復合計距離が800㎞でした。自分なりの収穫としては、一番が佐田岬を抜けて、三崎港から初めて国道九四フェリーに乗ったことです。九州の佐賀関港へは言われていたように70分でした。逆のコース、つまり九州から四国へは何があったのかわかりませんが、90分かかっていました。
それにしても愛媛県八幡浜港から、大分県別府港へ入るルートは3時間弱かかります。こちらは格別に早いと感じました。この3時間ルートは既に何度か経験しています。九州へ行くのに、このコースが一番ポピュラーだと信じていました。しかし先のルートには、九四国道フェリーと「国道」がついています。
私の考えだと、四国と中国、つまり岡山県の宇野港と香川県の高松港にも、「宇高国道フェリー」と冠がついた航路があります。これは陸の国道並みの利便を供用するとして1時間に1本運行されています。この九四国道フェリーも1時間ごとに運行されています。
どうもこの2港路は同じ臭いがします。であるならばなぜ今まで、九州へ渡るのに3時間コースを使っていたのか、大いなる疑問が残ります。陸路は途中に伊方原子力発電所があって、逆に言えば伊方町の町並みを避けているので、ほとんどノンストップで走れます。信号も、多くはありません。風力発電を仰ぎ見て、のどかな道がつながっています。
70分の途中に遊漁船がいました。太公望が乗り込んでいる船だと思います。ここでとれたアジやサバが、九州に水揚げされれば「関アジ関サバ」となり高価買い取り価格です。一方四国へ揚がれば、タダのアジとサバ君です。潮の流れが早いので、ここでの釣りも鳴門と同様、悪戦苦闘ですかね。
九州大分県も東西に長い県で、懐が深いというイメージです。何度か来ていますが、印象に深いのは、関西四国九州を結ぶ連絡船で、朝になったら別府へ到着する船便です。50年前の話です。母の実家が熊本で、幼い頃妹の手を引いて、タラップを降りたことを今でも覚えています。ここから国鉄に乗って、阿蘇山をスイッチバックで越えて熊本駅へ昼前に着いていました。
途中豊後竹田駅では、一昨日合唱団が唱ってくれた「荒城の月」がホームに流れます。そのメロディーが、周りの風景と実に上手く合っています。これから10年後に歌の歌詞にある城址へも行きましたが、地味な中に風格を醸し出していました。今からもう40年も前の話です。