竜雲舜虹苑「にじ」創刊200号記念誌から



確かまだ1ヶ月にもならない前ですが、「お涅槃」の記事をネタにして「にじ」のことを小欄に書きました。その時は、まもなく200号という認識がなくて、全く気づいていないもので、そのような前触れもしておりませんでした。
今日郵送で送られてきて、なんでこんなに分厚いのというかみさんの声に、思わず取り上げて食い入るように見てしまいました。印刷もいつものアマチュア仕様ではなくて、立派に仕上がっています。いつもは手作り、記念号は別格のようです。
中に丁寧な記事が並んでいます。元苑長細井俊道(法然寺住職)さんが、舜虹苑(しゅんこうえん)の名前の由来に触れています。社会福祉法人竜雲学園は、昭和40年から知的障害児童の施設運営をして来ました。そしてお世話になった地域の方々への恩返しのためにと始めた事業が、特別養護老人ホーム竜雲舜虹苑です。
竜雲舜虹苑の「竜雲」は、高松藩初代藩主松平頼重公の法名(おくり名)「龍雲院殿雄蓮社大誉弧峰源英大居士」の竜雲を頂き、「舜」はこの事業の発案者で今は亡き津田舜甫先生のお名前から頂戴したものです。津田舜甫先生は、当時竜雲クリニックの院長をされていました。
また「虹」は、建築工事の起工式の際に、ザーと雨が降り、雷が鳴り響いてのち虹が架かり、あまりの美しさにこの虹を取り入れたと私は先の住職から聞いたことがありました。この200号のなかでも、同じ事が改めて書かれています。
竜雲舜虹苑は、来年で開苑20周年を迎えます。私が苑へ行っても、顔見知りが沢山いらっしゃいます。待機入苑者が100名を超える中、地元の介護度の高い人から入苑がされていますが、まだまだ部屋が足りないのが実情のようです。政府の方針で、大部屋から小部屋へサイズを変更せざるを得ないのですが、入居者負担は確実に上がります。
橋本タカ子さんの「おばあちゃんの昔話」も、過去に弊社発行の「ミス」のなかに掲載されたものの続きが、ここで語られています。裏表紙は、「仏生山なら、よいトコなあ~」という仏生山音頭の一節に乗って、徳栄堂さんの「たんきり」や「松平公かすてら」が紹介されています。
仏生山町お成り街道沿いの徳栄堂の創業はなんと1872年(明治5)年、140年の歴史を持つ老舗菓子製造業です。以前の店舗兼工場は、私の自宅の横にありました。良いにおいが流れてきたものでした。今は隣町に移転しましたが、歴史の町に歴史の銘菓、続いて貰いたいものです。