2012池田塾2月例会




2月の池田塾(池田清一郎塾長)は、高松にお住まいの3人の明るく元気な外国人をゲストにお招きして、彼らの目を通しての日本や日本人について話して貰うことにしました。このように案内文にはなっていましたが、フランス人のルセーフ・ビルジニ先生(ビビ先生)がインフルエンザでダウン。2人からのお話でした。
日本が大好きで、香川を一生の地と定めて10年余を過ごしていらっしゃるアメリカ人のアラン・ウルフ先生は、米国フロリダのマイアミから文部科学省の招聘に応じて、香川県の小豆島へ来たそうです。19年前のことです。面食らったでしょうね。
日本語が全く分からず、苦労したようですが、「失敗は成功の母」と明るく前向きな姿勢で貫き、今はE-STYLE英会話学校を高松市西内町で開校しているようです。日銀高松支店から西へ入ったところです。2年前に香川県人と結婚をされて、子供さんが誕生したところだそうです。
彼の話す讃岐弁、「わしはいぬけんの(私は帰ります)」と最初に遭遇したとき、アランさんは「わし」はアメリカの国鳥コンドルで、いぬは犬で、コンドルとドッグが喧嘩するのかと思ったそうです。外人は日本語を学ぶにしても、方言まで知らないと意味が通じないのですね。
逆に言えばアメリカにしても、日本以上に国土が広くて、英語と言っても方言もあるのかなと思ったりしました。「東日本大震災による死者・行方不明者が1万9千5百人余でしたが、日本の自殺者はそれを上回り14年連続3万人を超えていることも問題です」と指摘されます。交通事故死者が1万人を切っていまだに交通戦争と言われている中で、3万人は確かに大問題だと私も思います。
また日本と韓国の友好に役立ちたいと来日した香川大学法学部2年生の姜熙元君。22歳で今から兵役へ1年9ヶ月行くそうです。過去にはその期間が3年だったそうで、随分短くなったと淡々と語っていました。韓国は競争が激しくて、就職も高望みをすればなかなか入れないようです。
池田さんは別の機会で、香川県在住の外国人を集めてディベート(特定のテーマについて、肯定・否定の二組に分かれて行う討議)をよくするそうですが、外国人の目には、われわれと違うものが見えるのでしょうね。
お国柄の違う2人のお話から、本当の豊かさや香川に暮らす幸せを再確認することができたと思います。池田清一郎氏も奥様も、確か東京人でした。固定観念は、捨てきれませんが、色眼鏡も度数0にしておけば、違うものも見えるのかも知れません。