日本FP協会香川支部継続教育研修

日本FP協会の香川県支部が主催する、継続教育のためのセミナーです。常にブラッシングをかけて、ノウハウの新陳代謝をしようというものですが、目指す山はこれまでにないものに挑戦していて新鮮ですが、実態が理想と大きくかけ離れていると最近感じています。
「FP実務にかかせない倫理規程等」が最初のコマですが、退屈なのは演題を見ただけでわかります。それを退屈な人は、「お休み下さい」と講師が言う。やさしいというと、これはあくまでも小善です。退屈な時間を、どうして面白くするかが講師に課せられた使命であると私は思います。あまりにも未熟すぎます。
二コマ目の、「建築基準法の基礎知識と住宅瑕疵担保保険について」は講師が変わるのですが、こちらも恐らく不動産建築関係者以外は、全く意味不明の説明だと思います。お互いに時間が経過すれば、義務が終わると言った内容に終始しています。
このFPは、「ファイナンシャルプランナー」の略で、直訳すれば資産増請負人ですか。資産形成を共に考えるパートナーとして欧米から派生した資格者ですが、日本ではなかなか「独立系FP」として看板を出して飯が食えないのが現状のようです。
先の倫理規程の中でも、弁護士法第72条非弁活動の禁止、税理士法基本通達2-1有償無償を問わず税理士業をしてはならず、社会保険労務士法第27条の無資格労務の禁止、宅地建物取引業法第79条第2項無免許事業の禁止等々、資格業との狭間に揺れています。
社会生活に必要な分野の専門知識を要求され、それなりの勉強を重ね資格を取得し、ビジネスに活かそうとするのですが、「足の裏に着いた米粒と説く、その心は、(資格を)獲っても食えない」と言うのが現状です。
これは私の周辺にある、「不動産コンサルティング」でも似たところがあります。「宅地建物取引主任者」という国家資格の上に位置すると言われながら、20年近くになりますが未だに国家資格たり得ない。つまり一人歩きが出来ないのです。
それでも最近は、この資格でこれが出来ると言った短絡化したビジネスモデルよりも、組み合わせでニュービジネスを生み出すといった方向にあるように思います。ふくれあがった日本FP協会の懐ですが、消化機能が弱くては機能不全が起こります。御願いですから、無駄な時間だけは強要しないで下さい。