第3233回

予想通り底びき網にがれき混入漁打ち切り帰港

東日本大震災後はじめて7日早朝から漁に出た、石巻漁港所属の「宮城県沖合底びき網漁業協同組合」の漁船13隻が、予定を繰り上げて8日夕に、塩釜漁港へ戻ったと聞きました。

引き揚げた網に、津波で流されたがれきが混じり、期待した漁が出来ず帰港したとのことです。網を引き揚げると、カレイやキチジに混じって畳やトタン板が入っていて、がれきのせいで網が切れてしまった船もあったようです。

それでも13隻は、9日から3日間の予定で、また漁に出ると言うことです。予想の域を出ませんが、網に仏さんが入っていたのかもしれません。丁寧に弔って、また元気に出港したのでしょうか。いやいや弁当を忘れて取りに帰ったのかも。

そんな話題を尻目に、国の特別名所に指定されている「松島」に、大震災で発生した廃棄物を処理する施設を作らざるを得ないという記事も、目に飛び込んで来ます。津波被害で出た近隣の膨大な廃棄物を処理するための適地が他にないからと言う選択のようです。

文化財保護法で景観保全が求められる地域内に施設を建設するという、極めて異例の措置です。約3年後には、敷地内のプラントなどを撤去し、原状回復に努めるとしています。平地がないあのあたりでは、想定外の復興へ向けた険悪施設もやむを得ないでしょう。

私は香川県への提言として、香川県豊島(てしま)の埋め立てられた産業廃棄物ゴミを隣島の直島の溶融炉で処理しているのであるから、ここは暫く一旦中止して、東北のゴミ処理に向かわせたらどうかとメールをしていますが、回答はまだ返ってきません。

素人なもので一度にどれだけの量が処分出来るのか予想もつきませんが、やれば間違いなく話題にはなります。せっかく作った運搬船と、溶融炉ですから、処理が可能な範疇にあるならば、トライアルのみではないですか。

東北地方の人は、香川県の位置を地図で指し示すことはまず出来ません。東京超えたら、その向こうに、関西四国九州があるのはご存じですが。香川県が日本一になりますよ。震災復興後の町内旅行は、「香川だべさ」。

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